佐野晶哉 津田健次郎に泣き演技相談!『ヨウゼン』が「今まで届いてなかった層にも」

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(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 アイドルグループ『Aぇ! group』佐野晶哉が3月5日に都内で3DCGアニメ映画『ヨウゼン』公開御礼舞台あいさつを声優・増田俊樹とともに開催し司会はニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが務めた。

 作品は中国の古典作品『封神演義』に登場する楊戩(ヨウゼン)を主人公とした作品。殷と周の時代の間で巻き起こった仙界と人間界との戦いを描く。この吹き替え版のヨウゼン役を佐野、ジンコウ役を声優・増田が務める。さらに、『Aぇ! group』の新曲『ROCK’NPOP』が主題歌にもなっている。

 イベントは王暁東(ワンシャウトン)氏による琵琶演奏で幕開け。王氏が奏でた楽曲は『ROCK’NPOP』を琵琶でアレンジしたもので、佐野はこれを聴いて「めっちゃ格好よかったです!」と大興奮。「素敵なアレンジで、琵琶の音を(『ROCK’NPOP』内に)入れられたらもう1つ華やかになったのにと思って。このタイミングで生で聴けて嬉しかったです」と、楽曲に入れ込んでほしかったとも。

 作品が日本で公開されて3週間、さまざまな反応が届いているという佐野。そのなかで、高校を卒業以来連絡をとっていなかったアニメ好きの友人から「卒業ぶりに連絡があって、今まで届いてなかった層にも届いていたんだ。初声優挑戦させて頂いて良かったなと思いました」と、しみじみ。

 さらに、祖母からも、「『(佐野の)声が映画館でずっとこんなに聴こえるなんて夢みたいやった』という激甘な感想をメールでもらいました」と、親族も喜ばせたそうだ。

 演技面に話題が向くと、ヨウゼンが涙するシーンについて佐野が触れることに。中国語版の声優が当てた演技は激しく泣いているというものだったそう。それを聴いてどう演じたらいいのか、声優・津田健次郎に相談したという。すると「泣きの声のときは、泣いちゃったほうがいいよ」というアドバイスを受けたそうで、「実際、ブースに立って涙を流しながら、口の震え、肩の震えが出た」と、そのときのことを再現するように壇上でも肩をブルっと震わせていた。

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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