向井康二 全編タイ撮影主演ドラマ「Dating Game(仮題)」クランクイン!“俳優”スイッチ

向井康二 全編タイ撮影主演ドラマ「Dating Game(仮題)」クランクイン!“俳優”スイッチ5

 アイドルグループ『Snow Man』向井康二主演で全編タイで撮影のボーイズラブ・ロマンスコメディードラマ『Dating Game(仮題)』がクランクインしたことが3月28日に発表。そのクランクイン当日の現場の公式レポートが公開となった。

 向井はタイドラマ史上初の日本人主演で全編タイ語で演技を披露する。タイの俳優・マーチ=チュターウット・パッタラガムポン(March=Chutavuth Pattarakampol)、ユード=タンタット・ターリンピロム(Judo=Tantachj Tharinpirom)、フルーク=ナタット・シリポントーン(Fluke=Natouch Siripongthon)、フォンド=ナッティチャー・チャンタラワーリーレーカー(Fond=Natticha Chantaravareelekha)、ビクター=チャッチャウィット・テーチャラポン(Victor=Chatchawit Techarukpong)、ポッピー=ラチャポン・アノマキティ(Poppy=Ratchapong Anomakiti)、ナイス シーエヌエックス=バンナワット・ルアンアラヤチャイ(Nice CNX= Bannawat Rueangarayachai)、オ=スピチャヤ・ナ・ソンクラ(Okata=Supitchaya Na Songkla)が共演となる。

 以下、公式レポート部分。

 タイの制作チームを中心に撮影が進められる本作で、初主演を務める向井は、撮影初日を自身のソロシーンでスタート。最初のシーンは、ランニングマシーンで走ったり、プールで泳ぐなどの身体を動かすアクションが中心で、視線や動作でキャラクターを表現する場面となった。セリフがない分、身体で感情を伝える難しさもある中、向井の撮影に臨むテンションも少しずつあがり、緊張の中にも集中した表情を見せていた。

 最初のシーンを撮り終えたら、午後からは共演のMarchといよいよ一緒に撮影するシーンへ突入。Marchとは、撮影前のフィッティングやワークショップですでに顔合わせを済ませていたこともあり、2人が合流すると、現場は一気に明るい雰囲気に。笑顔で挨拶を交わし、和やかのムードの中、いよいよ撮影がスタート。

 撮影に先立ち、事前にワークショップで段取りしてから、撮影日にはテストなしで本番撮影する”タイスタイル”の撮影現場。そんな独特な現場の雰囲気を楽しみながらも、向井は現地のスタッフと密にコミュニケーションを取り、タイ語の発音やセリフを言うタイミングを一つ一つ丁寧に確認。何度もシミュレーションを重ね本番に臨み、撮影が終わるたびにモニター前で監督らとモニターチェック。共演者や監督との会話では笑顔を絶やさず明るい雰囲気の向井。その姿が一転、撮影が始まると一瞬で”俳優”へとスイッチする姿にスタッフたちも、一気に真剣な表情になり、向井の演技を見守っていた。向井とMarchの撮影シーンが始まると、2人は何度も共演を重ねてきたかのように息の合った演技を見せ、監督からの細かな演出指示にも柔軟に対応し、次々に形にしていったが、やはり撮影現場では、時に思わぬハプニングも起こり、Marchが手をたたきながら爆笑する場面も。そんな和やかな空気の中、撮影は終始笑顔の絶えない雰囲気で進んでいった。

向井康二 全編タイ撮影主演ドラマ「Dating Game(仮題)」クランクイン!“俳優”スイッチ3

 撮影初日の最後のシーンは、向井のソロシーン。コメディタッチの演技を求められるシーンだったが、得意分野の演技ではあるものの、最初は遠慮しているようにも見えた。しかし監督から次々と飛んでくるリクエストに対し、向井は瞬時にどう演技してほしいのか意図を理解し、自分なりの解釈でアドリブも交えながら演技を深めていく姿に、現場スタッフは、彼の努力と順応力の高さに驚きを隠せないほどだった。

 向井と共演するMarchはタイでは知らぬ人がいないほどの人気俳優。撮影現場には、ほぼ全員タイ人しかいない環境の中、日本人一人で飛び込んできて、期待や不安に葛藤する向井を傍で見ているからこそ、Marchは、常に一緒にモニター前で演技のチェックをし、合間にはたわいもない会話をしたりと、終始向井を気遣っている様子も見受けられ、Marchの優しさとプロ意識の高さを実感するばかり。

 また、監督はじめとするスタッフたちも、限られた時間の中で円滑に撮影が進むようにと、カメラワークやシーンの切り替わりが激しい中で常にスピーディーにセットチェンジで場を整え、長い撮影の負担を少しでも減らそうと意識しているようだった。そんな現場の中で、向井の積極的に現場で学べることは吸収していこうとする情熱や、言葉の壁を超えて彼の物怖じしないコミュニケーション能力の高さに触発され、スタッフも次第に影響を受けていった。向井にタイ語をもっと自然に使ってもらえるよう、あえてタイ語で会話を続ける姿や、撮影の合間には頑張る向井に対して日本語で冗談を言ってリラックスしてもらおうとする心遣いをみせたりと、お互いがお互いにリスペクトしながら撮影に臨む姿に、真なる日タイ文化交流的な撮影現場だと感じた。

 タイと日本と異なる文化の人たちが1つの場所に集まり、ドラマを撮影する。真剣に撮影はしているものの、本当に笑顔が絶えない現場で、この雰囲気を作っているのは、主演の向井とMarchの2人が太陽の様に現場を明るくするからであろう。そして出演者たちを支える明るくパワフルなスタッフ陣がいてこそ、終始活気のある、エネルギーにあふれた現場が成り立っているのだなとヒシヒシと感じることができた。

 ※記事内写真は(c)datinggame2025

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