桐山漣、ドラマデビューの“月9”に11年ぶり凱旋!『貴族探偵』の第10話と最終話のメインゲストに

桐山漣、ドラマデビューの“月9”に11年ぶり凱旋!『貴族探偵』の第10話と最終話のメインゲストに3

『貴族探偵』に出演した桐山漣の場面写真

 相葉雅紀(34)主演の月9ドラマ『貴族探偵』の第10話(6月19日)と最終話(6月26日)に俳優・桐山漣(32)が出演することが決定した。

 桐山は『のだめカンタービレ』(2006年10月~12月)の第2話でドラマデビューを果たしており、今回が約11年ぶり2度目の月9出演となる。これまで多様な豪華俳優陣がゲスト出演してきた『貴族探偵』の最後のメインゲストとして“月9凱旋”を飾る。

 桐山が演じるのは具同弘基(ぐどう・ひろき)という日本を代表する門閥・具同家の跡取り。具同家の興(おこ)りは、日露戦争で勲功を上げた基親(もとちか)が造船所を設営したことに始まる。その後は軍部との関わりを深め、武器商人として財をなしてきた。現在の当主・基文(もとふみ)からはアジアへ進出。シンガポールを拠点にインドや中東への軍需品の販売を拡大している。

 そんな具同家の長男である弘基は、幼い頃から帝王学をたたき込まれたエリート中のエリート。名門の跡取りらしくマナーや所作も完璧、さらに美しい女性を見ると、あからさまに気持ちを口に出してしまう、『貴族探偵』では初めてとなる、貴族探偵(相葉雅紀)にどこか似ているキャラクターだ。

 第10話は最終回の第11話と前後編となっており、『貴族探偵』はついに加速度的に終結へ向かっていく。ある日、貴族探偵と“政宗是正”の関連性に迫る新米探偵・高徳愛香(武井咲)の事務所に、現金50万円と「6月17日に星見荘に来られたし」という紙が同封された郵便物が投函(とうかん)される。星見荘とは、世にも見事に星を観測することができる場所だと世にとどろく、具同家が所有する別荘。

 具同家が現在、シンガポールを拠点にしているという情報を得た愛香は、以前に神奈川県警の警部補・鼻形雷雨(生瀬勝久)から得た「政宗是正はシンガポールを拠点に活動している謎の人物」という情報を結びつけ、具同家なら政宗是正のことを何か知っているのでは、と考える。

 「私のことを調べるのは命がけ」だと、貴族探偵から警告されている愛香は、それでも自身が師匠と仰ぐ名探偵・喜多見切子(井川遥)の死の原因は貴族探偵であるという確信と、そんな貴族探偵が何者なのか、絶対に暴くという意思で、不安を抱きながらも星見荘へ向かうことに。そこで愛香は弘基に出会い、さり気なく政宗是正のことを聞くと、弘基から「良からぬ噂が多いですから、あまりその名を口にはしない方がいいかも」と忠告されることに・・・果たして、愛香を待ち受ける真実とは?

 そして、その真実が姿を現した時、なぜ貴族探偵は愛香と頻繁に事件現場に遭遇していたのか、貴族探偵とは何者なのか、さらにはドラマ『貴族探偵』とは何だったのか、これまでの物語がすべて逆転する、まさにトリックアートのごとき『貴族探偵』の全貌が明らかになる。

 ■桐山漣のコメント
 『貴族探偵』出演のオファーを聞かれた時の感想
 「今回、別の連続ドラマを撮影している中ではあるのですが、『貴族探偵』は何度か拝見させていただいていて、毎話、ゲストの方が演じる登場人物の人間性まできちんと描かれていますし、錚々(そうそう)たるゲスト勢が出られていると横目で気になっていました。最後の2話に出演とのことで、うれしさもあり、身の引き締まる思いでした」

 2度目の月9ドラマ出演となったことに関しての感想
 「正直、お話をいただいたときは本作が初の月9だと思っていたのですが・・・『のだめカンタービレ』を含むと2度目の月9出演。恥ずかしい話ですが撮影当時は、セリフは一言なのに、人生初のドラマということで緊張してしまい、怒られて帰った記憶があります。初めてのドラマが月9で、10 年以上たって帰ってきたと考えるとなかなか感慨深いです」

 今回の役を演じての感想
 「具同弘基は、財力や地位でモノを言わす、なかなかの悪いヤツで、演じる側としてはとても刺激的で楽しいです。具同家を取り巻く登場人物の絶対的なボスである、というようなところを意識しながら演じています。まだ半分も撮れてはいませんが、威厳のある、説得力のある役に仕上げていきたく思っています。楽しみにしていてください」

 ■桐山漣プロフィール
 ドラマデビューとなった『のだめカンタービレ』の後、『仮面ライダーW』(テレビ朝日系、2009年~2010年)の主演でブレイク。その後、ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』(フジテレビ系、2011年7月~9月)、『ロストデイズ』(フジテレビ系、2014年1月~3月)、映画では『L(ハート)DK』(2014 年)、『呪怨-ザ・ファイナル-』(2015年)、『新宿スワンⅡ』(2017年)など、数々の作品に出演。今年は『貴族探偵』を含め、現在放送中の主演ドラマ『コードネームミラージュ』(テレビ東京系)など、すでに4本のドラマに出演。どんな役でもカメレオンのようになりきるどころか魅力的に輝かせてしまう演技力で、最注目の実力派俳優だ。

 ■『貴族探偵』とは
 作家・麻耶雄嵩氏による本格推理小説『貴族探偵』と続編の『貴族探偵対女探偵』(いずれも集英社文庫刊)が原作。推理小説の常識を覆し続け、今、最も注目を集めている麻耶氏の作品を初めて映像化することになった本作は、主人公が探偵を趣味としている貴族で、年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明、はたまた、まさか一切の推理を「雑事」と言い放ち、召使いに任せながら優雅に謎を解くという、探偵という存在の既成概念を打ち砕く前代未聞のミステリー。

 連続ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系、月曜日・午後9時~)より放送中。

 桐山が出演する第10話は、6月19日、最終11話は6月26日放送予定

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