（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・鈴木亮平、有村架純が4月17日に都内で映画『花まんま』（監督：前田哲／配給：東映）完成披露プレミア試写会を鈴鹿央士、ファーストサマーウイカ、オール阪神・巨人、前田監督、歌手・AIとともに開催した。
作家・朱川湊人氏の作品で、大阪下町で生きるある兄妹の不思議な体験を描いた作品。鈴木は早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、妹の親代わりとして生きる熱血漢の兄・俊樹役。まもなくの結婚を控えながら、ある〈秘密〉を抱えている妹・フミ子役を有村が演じる。
Youtube、Instagram、TikTokでライブ配信がされるなか上映前にキャスト陣が一斉登壇。どこかふわっとするコメントをする鈴鹿に巨人がツッコミをいれれば、阪神が背の高いキャストに囲まれているということで“捕まった宇宙人”ではとアクションして笑いを誘いつつ、巨人は「ほんとに素晴らしい映画で後半3分の2は泣いてました……誰ですか？鬼の目に涙というのは（笑）」と、笑いあふれるステージの幕開けとなった。
鈴木は有村が共演者と聞いたときのことへ話が振られる。すると共演前のデビューのころからの話を始め、「伊丹出身の子がデビューしたと聞いて、初期の頃から推させて頂いていました。それで映画『阪急電車』以降共演がなかったんです。今回、関西の兄妹だと聞いて俊樹の役が自分だったら文子さんの役だったら誰ですか？と聞かれて」と、まさにそうだったことで喜んだそう。
そんな有村との共演へ鈴木は「気を使わないでいられる兄と妹みたいな、それでいてベタベタしない兄妹の感じを初日からされていたので個人的に相性が良かったんだと思います」と、笑みが浮かんだ。
有村は、「この地元に住んでるお兄ちゃんという感じで、関西弁で話かけてくださったので、壁が一切ないというか。自分一人でお芝居に向かうというより、みんなを自然と巻き込んで現場を前に進めてくれる方なんだと感じて。とてもやりやすかったです。私も相性が良かったのではないかなと思います」と、お互いフィーリングが良かったのではと話していた。
大丈夫かな？
大丈夫だよ！
一方、鈴鹿は再びどこかふわっとした話をしつつ、現場での鈴木からの視線を「『大丈夫だよ？』っていう目で見守ってくれて」と話していたところその後の話がしどろもどろになってしまい、鈴木は「大丈夫かな？っていう目で見てます」と突っ込むと、巨人も「ほんま俳優やってる？」と、身を乗り出して爆笑を誘っていた。
さらにウイカは兄妹の幼馴染を演じたそうだが、自身で「ただの幼馴染だと思ったら重要な役だと思います」と、猛アピール。巨人は「本当にすごいよ！上手かった」と演技の良さを褒め称えていた。
渾身のギャグが炸裂！
AIはイベント中盤から参加となり作品のイメージソング『my wish』の一節をアカペラ生歌唱し、ステージに華を添えれば、鈴木は阪神に伝授されたというハト胸、猫背、いかり肩のネタを披露し笑いに次ぐ、笑いを巻き起こし、賑やかな雰囲気のまま締めのあいさつへ。
有村から、「この作品はどの人生を歩まれた方にも、懐かしいなと思ってもらえたり、精度の高い感情がいりろいろ湧き上がってくると思います。みなさんにとっての大切な人、周りに生かされて生きてきたんだんとかを感じてもらえると思います」と離せば、鈴木からは「記憶に関する映画です。いろんな記憶が出てきます。みなさんも観ていくうちに、映画の中の登場人物の記憶の中で、ご自身の、大切な人との記憶を思い出すのではないかと思います。失った経験とか、逆に愛する人が生まれてき経験とかも持っていると思うんです。みなさんの大切な人をちょっとでも思い出してくれたらと思っています」と、メッセージを寄せていた。
映画『花まんま』は4月25日より全国公開予定！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
ウイカを褒める巨人
こっち側は関西で鈴木と有村はこういう関西もあると説明
