（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・大和悠河、加藤和樹、Cocomiが4月21日に東京・新宿バルト9で劇場アニメーション映画『怪盗クイーンの優雅な休暇』（監督：池田重隆／配給：ポニーキャニオン）完成披露上映会を原作者のはやみねかおる氏とともに開いた。
はやみね氏が2002年から手掛けている冒険小説『怪盗クイーン』シリーズが原作。気まぐれな怪盗クイーン（大和）がパートナーのジョーカー（加藤）らとともに、飛行船・トルバドゥールに乗って世界中をめぐり、時に変装し、時に戦い、高価な宝石や絵画などを盗んでいくという冒険物語。2022年に映画化されており、本作で2作目。今回は挑戦状を叩きつけられたことから、罠と分かっていても宝石「インペリアル・サファイア」を盗みだそうとする怪盗クイーンたちの活躍が描かれる。一方、Cocomiは新キャラクター・イルマ姫役で出演している。
上映後に4人が拍手に包まれて登場。第二弾の本作の話が来たときのことへ大和は「いや、もう嬉しいです！1作目をやったときにみなさんの想像する怪盗クイーンになっているか不安だったんです」と、不安が吹き飛んだそう。「けれど、今回も大活躍してるので楽しんでもらえたら嬉しいです」というと鑑賞した観客たちから大きな拍手があり、胸をなで下ろす様子が。
Cocomiは「作品を通してイルマが成長していきますし、ジョーカーは今回のキーになります」と見どころを。大和、加藤ともアフレコで掛け合いもしたそうだが、とくにアフレコ中の大和は「クイーンそのものが画面から出てきたと思って。スーツで収録されてたんです！」と、まさにクイーンのような佇まいだったことを明かし盛り上がっていた。
ちなみに、Cocomiは“ツイステ”の略称で親しまれるゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』で加藤が演じるキャラクターのファンなのだそうで、加藤との共演に「推しの人が！」と心が浮き立ったのだとか。しかし、加藤はその話をCocomiがしてきたのは、アフレコの最終盤で加藤は「話のとっかかりにすることが多いのに、今なんだ」と思ったとツッコむ。Cocomiとしてはなかなか切り出せなかったのは、“推し”に直接話すことが恐れ多かったと告白し笑いを誘っていた。
作品タイトルにちなんで、バカンスがあったらどこで過ごしたい？という質問が。Cocomiが「フランス・パリが大好きなので休みがとれたら美術館とか教会での演奏会でゆったりした休日を」と話していたところ、いまはパリに住んでいるという大和が「そのときは呼んでください！すぐに行きます！」と、パリで2人で“バカンスデート”も？というフラグも立っていた。
その後、大和がイルマとジョーカーのシーンに胸キュンするシーンがあったことを熱弁したり、イベント終盤には入場特典や劇場販売グッズの画像も公開し、4人でこんなグッズもある！など盛り上がりつつ、大和から「待ちに待った2作品目です。観て頂いたお客さまがどんな気持ちなのかドキドキしていましたが、みなさんのお顔を見て嬉しく思いました」と、手応えを得た様子だった。
映画『怪盗クイーンの優雅な休暇（バカンス）』は5月23日より全国公開予定！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
はやみね氏をそっと支えてあげている加藤