俳優・志尊淳(23)、浅香航大(25)、小越勇輝(24)、玉城ティナ(20)、桐山漣(33)、堀井新太(25)、お笑いコンビ『チュートリアル』の徳井義実(43)が15日、東京・TOHOシネマズ新宿で『劇場版 ドルメンX』(監督:小室直子/配給:KATSU-do)初日舞台あいさつを音楽プロデューサーの『野性爆弾』くっきー、小室監督とともに開いた。
地球侵略を目的にしている志尊、浅香、小越、堀井、玉城が演じる宇宙人たちが、ひょんなことからアイドルで世界制覇を目指すという青春コメディードラマ『ドルメンX』。日本テレビで全4話で深夜放送されたが、本作では1~4話に加え15年後まで描かれた完全版として銀幕に登場する。
志尊、浅香、小越らが真面目にあいさつしていくなか徳井は「社長役を演じさせてもらいました阿部寛です」ととぼけたり、くっきーも「サザエさん役を演じさせて頂いた観月ありさです」と、悪ノリし沸かせるなかスタート。
初日を迎えて志尊は、「一番最初に福島で舞台あいさつをしたんです。そのときはまだ、初日という感じはなくて、なんかやっとこの舞台あいさつで公開したんだなって。嬉しい気持ちと寂しい気持ちが沸いてきています」と、じわじわと感じているそうで、小越も「最初はきょう公開なのかなと思っていたんですけど、みなさんがいるのを見ると実感するよね」と、しみじみ。
イベントの開始の際には、GirlsAwardにドルメンXとして出演した際の舞台裏の映像が上映されたが、堀井は「目茶苦茶緊張して、あんなに手が震えたのは初めてでした。汚い話でいうとゲ◯が出そうでした」と、直接的すぎる表現に志尊をはじめ総ツッコミ!それでも、堀井は「淳が『頑張っていくしかない!』と、円陣を組んで。玉ちゃん(玉城)も応援しに来てくれて」と、カンパニーの結束力もあったようだ。
イベントでは、自分の隣の人のいいところを言っていくというトークが展開。桐山から玉城へは「ティナちゃんはこんなに可憐なのに倒れるのがうまいんです。クラクラして倒れるときに、劇中のときに倒れるところがあって、すっごくうまい。綺麗にストーンと倒れるんですよ」と、意外な部分を褒める。
玉城から堀井へは、「話しかけてくれるからよく助けられました。アドリブとか入れて落とされていたなって。場の空気をいい意味で乱せるところがいいなって」と話したり、小越から徳井へは、「共演がはじめましてで、芸人さんというイメージだったんです。でも、長いセリフもスパスパ出てきたり、笑わせて場を和ましてくださって……ヤバイぞまとまらなくなってきた(苦笑)」と、最後の方はしどろもどろになりかけ徳井からツッコミを受けることも。
堀井から志尊へはいきなり「愛してんぜ」と切り出し、「3、4回共演してるんですけど、会うごとにたくましくなって尊敬する域に達していて、男としても惚れるので愛してるぜって」と、尊敬の眼差しを向けたものの、志尊は「あんまりこの2人需要ないと思いますよ」と、ちょっと引き気味。一方、浅香から小越へは、「おまえ本当にカワイイなぁ」と、肩に手を回しながら話しだし、「ストイックだしカワイイ、生まれ持った才能だよ」と、まるで“口説く”かのような言い回しで妖しい雰囲気を見せた。
その浅香へ志尊は、「航大くんは2つ年上なんですけど、俳優さんとしても尊敬していて、作品のことを共有できて、まだまだ遠い背中でいてくれて、大人お雰囲気や、くだけたたときの抜き感とかも格好良くて」と、いまだに背中を追いかけている憧れの存在ということも告白して盛り上がっていた。
『劇場版 ドルメンX』は公開中!