EXILE・TAKAHIRO 塚本晋也から殴られたシーンの裏話披露!被災者からの話に「人の強さを感じた」と奮い立った瞬間も

EXILE・TAKAHIRO 塚本晋也から殴られたシーンの裏話披露!被災者からの話に「人の強さを感じた」と奮い立った瞬間も1

映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』公開記念舞台あいさつが開催!

 『EXILE』TAKAHIRO(33)、女優・夏帆(26)、俳優・塚本晋也(58)、松永大司監督が24日、東京・TOHOシネマズ日比谷で映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』(配給:LDH PICTURES)公開記念舞台あいさつに登壇した。

 6つの新曲を6人の監督がショートフィルムで映像化したオムニバス作品。TAKAHIROらはある牧場を舞台に生きる酪農家たちを描いた『カナリア』に出演している。

 ついに22日から公開となったことへ、TAKAHIROは「濃密な撮影期間で、感慨深いものがありながらでした。作品が公開されるということで嬉しいです」と、爽やかな笑み。

 撮影では、「ここまでセリフのない役は初めてで、セリフがないところでどういう役者としてスタート地点に立たせていただいたような感じです」と、苦労もあったようだが、夏帆と塚本へは「お2人にも助けられました」と、お礼を。

 その撮影のなかで塚本とのシーンは印象的だったようで、「殴られるシーンがあって、シーン前にご相談させて頂いて、『思い切りお願いします』と言ったら思った以上に2発重いものがきて」と、笑うと、塚本も「監督から後ろから『殴れ殴れ』と言われて」と、こちらは苦笑いで釈明。とはいえ、TAKAHIROは「僕もリアクションをとりやすくて。こだわりのシーンを撮ったので、見逃してほしくないですね」と、しっかりアピール。

 さらに本作主題歌『Canaria』はTAKAHIROが歌唱しており、TAKAHIROは「こういう企画なので、映画館に来ないと聴けない曲だというので、それが映画という形になって、新たなエンターテインメントが生まれたような気がします」と、手応えを。その一方で松永監督は「映画の後にこれだけの質量の物が来たときに、相容れないのではと思って。両方一緒につなげてみせる難しさがありました」といい、夏帆も「映画の中のTAKAHIROさんと、華やかなTAKAHIROさんはぜんぜん違うのですごく不思議な気持ちになりました」と、うなずいていた。

 なお、本作は、東日本大震災での被災地となる福島県の帰還困難区域にて撮影しているといい、TAKAHIROは「街も建物も、時間が止まっていて、その場の重さを感じながらやらせてもらいました。日本人として学びながらという気がしました。受け止めて、カメラの前に立たなきゃなとプレッシャーもありました」と、神妙な表情。撮影の合間に現地の方から炊き出しもあり話を聞くこともあったそうで「震災に遭われたときの雰囲気を聞かせて頂いたんです。耳を覆いたくなるような話も笑って話されていて人の強さを感じました」と、奮い立つこともあったようだった。

 映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』は公開中!

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