和牛が海外ドラマ『BULL／ブル 心を操る天才』DVDリリース記念イベントに登場！
お笑いコンビ『和牛』の水田信二（38）と川西賢志郎（34）が26日、都内で海外ドラマ『BULL／ブル 心を操る天才』DVDリリース記念イベントに登場した。
全米視聴者数2000万人を超える、心理学を駆使して事件を解決していくドラマ『BULL／ブル 心を操る天才』のレンタル前半巻＆DVD-BOX PART1が20日からリリースされることを記念してのもの。主人公ブル（マイケル・ウェザリー）は3つの博士号を持つ心理学者で、訴訟コンサルティング会社を経営。ブルは心理学を駆使して、陪審員に好まれるよう依頼人の好感度をアップさせたり、さらには隠された真相をも暴きだし、難事件を解決へと導いていく。
この日は、川西が主人公のブルになりきり登場。柔らかい雰囲気のある川西だが、胸元をを開きおでこも見えるほど髪を上げての装いと「普段はネクタイしてるんですけど、きょうはなしで気に入っております」と、ニッコリで水田も「谷原章介みたい」とイジっていたが、川西は「進行台本には水田と“ブル川西”と書かれててプロレスラーみたいで」と、さっそくオチをつけ笑いを誘う。
今回2人が招かれたのは、『M-1グランプリ』に2年連続で決勝に進むも優勝ならず悔し涙を飲んでいるが、優勝できなかったのは、もしかして偏屈なイメージのある水田が審査員に嫌われているのでは……ということで、水田の印象がどうしたら良くなるかということをコンセプトに展開。
水田は自身の好感度についてSNSを通じて「『嫌いです』とか、『あなたを観ていると嫌な気持ちになるので、チャンネルを変えました』とか来て」と、うつむき気味だったが、「でもその3、4倍好きですという声もあるんですよ」と、それ以上に好かれているとも熱弁。
心理学者の分析として水田の好感度が低い理由に『こだわりが強い』、『うぬぼれやすい』、『相手の気持ちを察しにくい』という3つだそうで、川西もそれぞれたとえを挙げながら説明し、「嫌われ芸人の3点セット」とため息をついたが、水田は「人前でそんなこと言われる気持ちは分からなかったんですか？」と、正論を返し笑いを誘う。
この好感度の低さを改善するために、共感を示す言葉や、話のトーンやピッチを変える、つねににこやかにするなどアドバイスもされたが、どれも水田の反応はいまいちで、ついには川西も「無理」と、さじを投げてしまう。とはいえ、この水田の3つの理由は裏を返せばひたむきで一途、周りに妥協せずオリジナリティの現れとのフォローも入り、水田もこれを聞いて上機嫌だった。
一方の川西は、心理学的に好かれるポイントがいっぱいあるそうで、ファッションが庶民的で親近感を感じさせる、道徳心が強い、水田が無邪気な赤ちゃんなら川西は大人で親子のような関係であるということが挙げられ川西も「こいつのこと扶養家族のような気分なんです」とのことだった。
記者からはプライベートで女性の心を操ったことはないかと質問が挙がったが、川西は水田の恋愛事情について「好きになった女の子は絶対に落としている」と、そのこだわりを生かすことがしっかりできていると証言していた。
また、ワールドカップ期間ということで、日本はどこまで行くかへ、サッカー経験者の水田は「日本ベスト4決定というニュース出してください！」と、大きく出ていた。
川西から「ブルがすごいんです。頭がいい。心理学の天才過ぎて先の先のゴールを最初に言っちゃうんです。それを筋道を立てて分かりやすく、点と点が線につながっていく気持ちよさがあります。テンポも良くてポップでキャッチーで見やくて、噛み砕いて教えてくれます。ブルみたいな漫才ができれば最強だと思います」と、アピールすると、水田は「参考にして今年人の心を……審査員の票を操りたいです。ボタンを押し間違いさせるくらい、なんとしてでも！まぐれでもいいから優勝したい！」と、PRとともに『M-1グランプリ』優勝への執念を前面に押し出していた。
※初稿にて誤表記がありました。お詫びして修正致します。
好感度を高めるポーズもしてみるが……
