俳優・田中圭(34)、本郷奏多(27)が17日、都内ホテルで『プロ麻雀リーグ「Mリーグ」発足会見』に登場した。
一般社団法人Mリーグ機構が、競技麻雀の普及と発展を目的とした団体を設立し、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」を発足。2018年10月から7チーム加盟で開幕する。
田中と本郷は麻雀好き俳優ということでサポーター代表で、2人ともシックな黒のコーディネートでお祝いに駆けつけることに。田中は「麻雀は学生のときからやっていたというのもありますし、元々好きでした。きょうの様子を観て記念すべき日に呼んで頂いたと思います」と、笑みを浮かべれば、本郷は、「僕自身、麻雀が好きなので、麻雀の歴史となる1日に立ち会えて嬉しく思っています」と、喜びのコメントを寄せた。
麻雀を始めたきっかけへ、田中は、「小学3年生のときに駄菓子屋さんとゲームセンターが一緒になっているお店が、流行っていたんです。格闘ゲームとかは50円で人気で列ができていて、麻雀ゲームだけ20円で誰も座ってなくて。それに麻雀ゲームは勝つとコンピューターの女の子が脱ぐんです。遊んでいくうちに、なんでこれはあがれないんだとか小学3年生なりに考えて、1年かけて麻雀を覚えました」と、意外なエピソードを披露し、笑いを誘う。
一方の本郷は、麻雀漫画『アカギ』の作者・福本伸行氏のファンといい「『アカギ』という麻雀のものすごいおもしろい漫画があると聞いて、コナミの麻雀格闘倶楽部で覚えました」と、憧れから覚えたそうだ。
麻雀の魅力へ、田中は「4人いて1局の中でもだいぶ違うし、いい状態の精神ではじめても、ある人の何かによって乱されたり、4人でやるスポーツです。一緒に遊ぶ人によってガラリと、ゲーム性とかが変わるから深いゲームだなって思います」と、しみじみで、「麻雀が頭の回転にいいというお話ですと、お世話になっている70歳くらいのおじいちゃんがいるんですけど、『麻雀やめようかな』といったので、やめるのをやめてくれと言いました。頭の回転は麻雀がありそうなので」と、ほのぼの話も。本郷は、「麻雀は覚えることが多くて敷居が高く感じるかもしれません。でも、運の要素も絡んでくるので 1回勝負ならトッププロに勝つことだってあるんです。ですが、100回とか重ねっていくと、プロの方が勝つことが多い。初心者から、トッププロまで楽しめるのが麻雀の魅力かなって」と、自身の中での思いを語った。
この日は、チェアマンを務めるサイバーエージェントの代表取締役社長の藤田晋氏も同席していたが、かつて本郷と藤田氏は、対局したこともあるそうで、「藤田さんが対面ではいが鉄のように重かったことを覚えていますね」と、プレッシャーを感じたことなども披露。
続けて、記者から売れっ子の2人へいまの活動状況へ質問が寄せられると、田中は「自分自身はいままでと変わらず感謝をしながら淡々とやっていくだけなので」と話したり麻雀の配牌の状況でたとえたりしつつ、本郷は「飛ばないように1000点くらいをキープしている状態ですかね。ここ15年くらい」と、控えめに表現し、会場を沸かせていた。