俳優・中尾明慶(30)、玉山鉄二(38)、尾上寛之(33)、六角慎司(46)、宇野祥平(40)、木南晴夏(32)、お笑いタレント・ジミー大西(54)、明石家さんま(63)が19日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲でNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』完成披露試写会に登場し、司会は『次長課長』の河本準一(43)が務めた。
さんま初プロデュースによる連続ドラマ。1980年代の大阪を舞台に、幼い頃から何をやっても上手くいかないジミーが、さんまに見い出され、ほかに類を見ない芸人として次第に才能が開花していく姿が描かれる。本作では、ジミー大西役を中尾、さんま役を玉山、村上ショージ役を尾上、Mr.オクレ役を六角、さんまの運転手・とっさん役を宇野、ジミー大西のマネージャー高宮京子役を木南が演じた。
イベントは終始さんまのバラエティ番組を観ているかのようなペースで、笑いが絶えない。冒頭からさんまは「2年という歳月をかけました。本当は昨年こういう記者会見をやっていたと思うんですけど……いろいろ諸事情がありまして、玉山くんだけ主役が入れ替わって……」と、さんま役を演じるはずだった小出恵介が未成年との飲酒トラブルで降板し玉山が代打を打つことになったため、撮り直しを余儀なくされたことに触れ「名前は控えますけど……小出恵介くんにいろいろあって」と、ぶっちゃけトークを展開。
これに玉山も「荷が重い」と、ひたすら苦笑いだったが、さんまによると、もともと最初は玉山にオファーしていたが、「断りよったんですよ」という。そこで、小出に白羽の矢が立てたものの小出は降板となり、「玉山くんが『俺の責任だ。俺が引き受けたらこんなことにならなかった』って、引き受けてくれた」と、裏事情が披露され、観客たちも聴き入ることに。
タイトルにかけ、撮影時に起こったアホみたなホンマの話というテーマになると、中尾は、同じスタッフが再集結し演じたことと言えば、玉山も「1つの作品で2度オファーが来たってことですね」と、とどまるこがなかった。
ほかにも、中尾が「きょうもそうですけど、さんまさんが登壇すると決まった瞬間に多くのお偉いさん方が動いたんです。そういう状況でお芝居したことがなくて!」と、“抗議”しこれにはさんまも「そういうところで迷惑をかけてたわけですけども……」と、苦笑いだった。
続けて役作りについて、玉山はさんまのYou Tubeの動画を観て研究したということや、中尾はジミーを研究しようにもジミーの鬼才っぷりにどうしようもなかったそうで「ゴリラに似ていると言われていたので、ゴリラの動画を参考にしました」と、告白したりと、ハチャメチャなコメントがポンポン出てくるものになっていた。
最後に中尾から「公開まであと1日ですからね。もう配信されるでしょう」というとさんまが「不祥事が起こらなければね」と、ニヤリ。そこで中尾は「ですからさんまさん、今夜は配信までずっと一緒にいてくださいね!」と、呼びかけ爆笑をさらっていた。
Netflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』は20日より全世界190ヶ国独占配信!