タレント・有吉弘行(44)、カンニング竹山(47)、お笑いコンビ『アンタッチャブル』山崎弘也(42)が2日、都内でAmazon Prime Video『有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦』配信記念記者発表会を開いた。
3日からAmazon Prime Video配信となる全6話の番組では自身が招集した竹山、山崎に『オードリー』春日俊彰、『バイきんぐ』小峠英二、『ドランクドラゴン』鈴木拓、『アンガールズ』田中卓志と6人の芸人たちとともに、ウォータースライダーを転がり、燃える火の中や爆破をくぐり抜けるなどさまざまな難関を切り抜けていく。これをすべてクリアした際には、自由に好きなことができる番組を実現する権利が与えられるというコンセプト。
蝶ネクタイでスーツ姿で現れた3人。番組へ有吉は「すごいお金のかけかたをしているんですけど、笑いの量がついてきているのかなって。とにかく大変おもしろい作品になっているのではないかなと思います」というと、竹山は「お金はかけてるけどスタッフは大したことないやつらだから」と、毒を吐いて笑わせつつ「すごい壮大な感じで撮影が行われまして、こういうのバラエティで観たかったんだという内容になっていて」と、はっちゃけた内容になっているよう。
山崎はといえば、「放送コードとかもいろいろ丸見えで大丈夫かなって」といえば有吉は「ボクシング協会に切り込んで行きましたよね」と、時事ネタでイジって、山崎もすかさず否定で笑いを誘うことに。
有吉も本番組で久々に体を張ったが、「もともと『ダチョウ倶楽部』と一緒に裸になったりとかハード目の仕事をしていて。最近、遠ざかっていたんですけど、“ダチョウ”をあらためて尊敬しますね。」と、雑に『ダチョウ倶楽部』を呼び、竹山から「『ダチョウ倶楽部』さんだろ!」と、たしなめられお詫びしつつ「なるべくこういう仕事を避けていきたいなと思いましたね」と、本音がダダ漏れだった。
撮影を通して、芸人たちに絆が生まれたかどうかへ、竹山は「7人で語っているんですけど、こいつダメだというのとか、汚ねぇなとか人間味あふれていて。自分が怪我したくないから、人を犠牲にすることもある」と、生々しい話が飛び出した後に、山崎は「本当に痛いんですよ。信じられないくらい。死の危険を感じる場面が本当にあったんです。(有吉の)盾となり守るしかないんですよ」と、ひょうひょうとコメントし竹山は「お前口だけ達者だな!」と、キレ芸を披露していた。
ちなみに、課題をクリアできなかった場合、有吉が丸刈りになるという厳しい条件のもとでの挑戦となるが、「いま丸刈りにするわけにはいかないですけど、番組と天秤にかけたら番組をやれる権利でした。もし丸刈りになれば、各所に迷惑がかかるというか、急に坊主のおじさんがMCしているというので」と、丸刈りを恐れる様子も見せていた。
そして有吉から「たまにはバカで下品な番組を観て頂いて夏休みを楽しんでもらえたら」と、呼びかけていた。