俳優・山崎賢人(22)が19日、東京・虎ノ門ヒルズ内で映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(監督:三池崇史/配給:東宝 ワーナー・ブラザース映画)JOJOリーゼント部結成キックオフイベントに登壇し司会はTBSの杉山真也アナウンサー(33)が務めた。
漫画家・荒木飛呂彦原作でシリーズ累計発行部数1億部を誇る『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社)の第4部が実写映画化。山崎は主役の“ジョジョ”こと東方仗助を演じ、部隊となる不思議な町並みの杜王町(もりおうちょう)を作り出すためにスペイン・カタールニャ地方の海沿いの町シッチェスでの撮影を敢行している。
中・高の女子高生300人が集まるなか、山崎は自身のリーゼントを触りつつ「みんなグレートですね。リーゼントは女性がやっても似合う素敵な髪型です」と、仗助のセリフから切り出し、場内は黄色い歓声で溢れかえった。
本イベントは、仗助がクールでグレートなリーゼント姿が特徴ということで、作品のサポート活動を行う映画公認の部活動を発足させるという目的で開催となったが、山崎はリーゼントの由来を語りつつ、「やっぱりビシって感じで『オラ!』って感じで決まる覚悟もあるんですよ。『行くぜ!』って」と、リーゼントは役に入るときのスイッチにもなっているそうだ。
作品での服装へは、「こんなにスタイリッシュでかっこいい衣装を着れるのはジョジョしかないって。長ランなんですけど、普通の長ランはウエストまわりは締まっていたりするんですけど、仗助のは湾曲というか、腰回りがきゅっとなっていたり、スタイリストを考えて何回も衣装合わせをしているんです」と、こだわりが詰まっているそうだ。
自身以外のキャラクターへは、「真剣佑の虹村億泰の髪型もすごいんです。あれ似合うの真剣くんしかいないし、岡田将生くんの虹村形兆も。空条承太郎役の伊勢谷友介さんは帽子なんですけど、髪と帽子がなじんでて」と、ビジュアルが合っていたそう。
そんなキャスト陣の中でも、広瀬康一役の神木隆之介(22)とは仲が良かったようで、「神木の隆くんとかとはほとんど毎日ご飯を食べに行ったりして。ビーチも近かったので現地でボールを買って、伊勢谷さんのマネージャーと一緒にサッカーをやって。隆はうまいというか、サッカーをやる役を昔やったことがあると言っててリフティングをして」と、プライベートでも仲が良かったと話していた。
その後、キックオフイベントにちなんで、大きめなボールを山崎が蹴り入れることに。久々にボールを蹴ったそうで、山崎は「この辺が痛いかも」とふくらはぎをさすったりと会場内が盛り上がっていた。
映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日より全国公開!