福山潤 水瀬いのりと一緒に林原めぐみの凄さを熱弁!“同い年”役に「いやー夢がありますねアニメーション!」

福山潤 水瀬いのりと一緒に林原めぐみの凄さを熱弁!“同い年”役に「いやー夢がありますねアニメーション!」5

劇場版「フリクリ プログレ」完成披露試写会が開催!

 劇場版「フリクリ プログレ」(監督:荒井和人、海谷敏久、小川優樹、井端義秀、末澤慧、博史池畠/配給:東宝映像事業部)完成披露上映会が27日、東京・TOHOシネマズ日比谷で開かれ雲雀弄ヒドミ役・水瀬いのり、井出交役・福山潤が登壇し、司会はお笑いコンビ『アメリカザリガニ』柳原哲也が務めた。

 2000年から2001年にかけて全6巻でリリースされたOVAシリーズ作品『フリクリ』(共同制作:Production I.G)。国内DVD販売数は累計約25万本という大ヒットとなったが、今回新作として劇場版「フリクリ オルタナ」と劇場版「フリクリ プログレ」が公開されることとなった。

 まず水瀬が「2000年にOVAということで、5歳ということで……」と切り出すと、さっそく福山が、「そのころデビューしてた(笑)!3年目かな?18年の時を超えてまさか同い年の役で、すでに完全に成人してたからね。いやー夢がありますねアニメーション!」と、喜びのコメントで会場も大盛り上がりでスタート。

 作品を観てみて水瀬は「率直な感想としては分からないなって思いました。わからないことが正義なのかなって思うくらい。悶々とする分からなさというか分からないけど最高と思う作品です。たくさん疑問であったり、どういうことだろうと思うことはありますけど、振り回されることが正しいと思います」と、“考えるな感じろ”状態だったという。

 福山も、「分かる分からないではなくて楽しかったですねぇ。ネットでも(考察を)読みまくったんですよ。自分のなかで分からないことがいいんだって」と、水瀬にうなずきつつも、「でも、自分ではなんか分かっちゃったものもあるんです。最後まで観てもらえれば、目の前の出来事を見てもらえれば分かるものもあると思いいます」と、理解もできた部分があると胸を張ることも。

 アフレコの思い出としてハルハ・ラハル役の林原めぐみとの共演だったことを挙げる水瀬。「抜き録りではあるかもしれませんけど、共演は初めてなんです。それで刺激を受けたというか、林原さんだから生まれるものがあるって、読んでいる台本を一度閉じて仕事したくないというか、視聴者に交わらせてもらっていいですかっていうくらい。私はここで体感をしていて、いいですかというくらいな気持ちになったんです」と、その背中から技術をとにかく学んでいたそう。

 これに福山は「いやーまったく同じですよ」と、軽い調子で乗っかり水瀬と柳原から総ツッコミを受ける。しかし、本当に林原のことは意識していたそうで、「理屈は分かるけど、なんで、それが(林原が)できるのか分からないということが多いんです。こういう意図があるんだろうなって説明は簡単なんですけど、メカニズムが分かってもできるわけではないんです。なんですんなりこれができるのか分からないんです。いざ自分がやってみようとなるとできないことがあって、ちょっとは追いつけるようになったかなと思っていたんですけど……。初めての主演作はヒロインが林原さんで、気合を入れて成長したと思っていたんですけど、もう全然でしたね。ここまで行かなきゃダメなのかと」と、熱弁しつつ愕然とするような気持ちになったという。

 そこで福山も「自分の番が終わったら林原さんをずっと見ていたんです」というと、水瀬も深くうなずき、「恐怖感を覚えたというかラハルを超えていくにはどうしたら負けないでいられるんだろうという域に入っていて、何か新しいことをしなきゃ。ぶつからなきゃという気持ちになりました」と、後輩声優をも奮い立たせたそうだ。

 そんな凄さを語られた林原だったが、福山によると「それでいてお弁当を作ってきてくれるんですよ。一口で食べられるようにって」といい、水瀬も「おいしくて最高でした」と、ほのぼのさせることもあったそうだ。

 ほかにも、作品にちなんで自身が高ぶった瞬間はという質問も飛んだが、水瀬は隙間なくスケジュールをこなせたときに「袖をギュッとして『私高ぶってる』っていう瞬間があるんです」と話したり、福山は「脳汁でるような瞬間があるんです。台本を読んでいるときに思いつかなかったところで、緊迫したシーンで、ダジャレが思いついた瞬間なんです。それを言ってしまった瞬間の快感!(笑)」と、天啓のような閃きがたまらないそうなのだが、「フリクリでもやって『OK!!』って出てヨッシャと思ったんですけど、カットされてたんですよ!」と、苦笑いし、水瀬から「優しさが人を傷つける」と、的確なツッコミで場内を沸かせることがあった。

 最後に水瀬から「簡単にいうと世界観は中2なんです。朝起きたらすごい力に目覚めてそうという感じで、みんなかわいい中学生、高校生なのに、誰かより自分がということがキーになっています。大人でも学生の方が観ても楽しめると思います」と、アピールすると福山は「自分がなんでアニメを好きになったのか既視感を感じたので、かかわれて心から良かった作品だと思いました」と、実感を込めて話しつつ「頭空っぽにしてみてもらえれば」と、呼びかけていた。

 劇場版「フリクリ プログレ」は9月7日より、劇場版「フリクリ プログレ」は9月28日より公開!

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