窪田正孝の「一生守ってやる！」と心に決めた人とは？
俳優・窪田正孝（30）、広瀬アリス（23）が13日、東京・新宿ピカデリーで劇場アニメーション『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』（監督：錦織博／配給：ワーナー・ブラザース映画）完成披露舞台あいさつを錦織監督（52）とともに開いた。
“モンスト”の愛称で親しまれる世界累計利用者が4500万人を超えるアプリゲーム『モンスターストライク』。その同作をベースに完全オリジナルの物語が紡がれる。地面から切り離され宙に浮いている“旧東京”と、地上に残った“新東京”に分断されているという世界が舞台。新東京に住む高校1年生の主人公・カナタ（cv.窪田）が、空からカナタを訪ねてやってきた行動力の高い謎の少女・ソラ（cv.広瀬）と出会ったことから、モンスターたちとともに命がけの世界を救う戦いに巻き込まれていくアクションアドベンチャーとなる。
空色の衣装で合ったと和気あいあいと2人が笑いながら登場。本作で声優初挑戦となる窪田は、「普段お芝居するとカメラがあって照明があってという形です。でも、1人のシーンからだったので、ここから発信していくんだなって。普段お芝居している感じで動けていたらと思いながら演じていました」と、当時の心境を。
本作は先に声の芝居を録り、そこに絵などの芝居をつけていくプレスコ方式がとられたが、窪田としては、「ちょっとだけマイクから離れて、身振り手振りを交えました。ワーっとかギャーッとか、という感じで」と、壇上でも手を振り回す。
しかも、錦織監督によると録音ブースでは窪田、広瀬ともに裸足にもなっていたと証言があり、広瀬は「開放したほうがいいと思って（笑）」といえば、窪田は「服装もリーズナブルなものでした。カメラ前に立つと何着てもOKだったので」と、裏話も披露していた。
それだけ頑張った作品を観てみて、窪田は「やっぱり画を見ないで、声を録る手法だったから、カナタがそれで動いているのはグッと来る感じでした。観たら違うものに見えるような感じで。普段、知っている町並みが出てくるのも楽しかったですね」と、感激したといい、広瀬は「やってるときは分からなくても、映像を観てこうなるんだっていうのがありましたね」と、引き込まれるものがあったようだった。
さらに、演じたキャラクターの話も振られ、窪田は、「僕は入り口が不幸で、何かを背負っている役が多くて（苦笑）。カナタもそれができたの嬉しかったですね」といい、広瀬の演じるソラへも窪田から「澄んだ声が印象的で、木漏れ日みたいな感じが心地よかったですね」と、感想を。続けて窪田は広瀬とソラの共通点へ「歩くパワーストーンみたいな感じで会うと元気になれるんです」と、明るさを評価していた。
ほかにも、作品にかけて守りたいものはないかと質問があがり、窪田は「姪っ子です！子供がカワイイ！！兄貴の子供が2人いて超可愛くて守りたい！血もちょっとつながってるし、一生守ってやる！って気持ちです」と、熱弁する一幕も。
イベント後半には、劇中の設定が13年前に東京が分断されたということで、2人には約13年前の秘蔵写真公開コーナーが開催！17歳という窪田は、「街中をイヤホン俺イケてるぜって感じですね」と苦笑いしつつ、もしこの頃の自分に声をかけるなら「友達はいっぱい作っておいた方が良いよって。当時は少数精鋭で（苦笑）。いろんな人と話すと楽しいことあるよって」と、ススメていた。
最後に広瀬から、「迫力があって無茶苦茶楽しいです！初めてモンストに触れる方でも楽しめると思います」と、アピールし、窪田からは「大人の方がすごく楽しめる作品だなって思いました。結構曲がった世界とかたくさんありましたけど、そういうことも、あなただけじゃないという気持ちにさせてくれる作品です」と、実感とともに呼びかけた。
劇場アニメーション『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』は10月5日より全国ロードショー！
