風間俊介＆松井玲奈＆中村中＆片桐仁の4人舞台「ベター・ハーフ」公開げいこ開催！
俳優・風間俊介（34）、松井玲奈（25）、中村中（31）、『ラーメンズ』片桐仁（43）が24日、東京・下北沢の本多劇場で舞台『ベター・ハーフ』（演出：鴻上尚史）公開げいこを開いた。
2015年に上演し大反響を呼んだ舞台がいよいよ再演！誤解から始まる男女4人のすれ違い、ぶつかり、別れ、つながる愛の物語を描いた4人舞台での作品となる。
公開げいこでは数シーンを公開。キャスト陣が早口でまくしたてるようなテンポのいい掛け合いがリズムを生む。感情のやりとりを繰り広げていき、先がどんどん気になる展開を見せた。
終了後には鴻上を交えて囲み会見が開催。再演ということで「前回評判がすごくて、当日券も手に入らないというほど反響があったので、正直再演はあるかなと思っていて」と、自身も期待していての再演決定に喜びもひとしおだったのだとか。
風間、片桐、中村は前回から続投だが、松井は本公演からの参加という立場。プレッシャーはないかと質問が飛ぶと、「いますごく感じているんですけど……」と言いあぐねていると、片桐が「選挙とかはないわけだから！」「結婚宣言しちゃう？」と、17日のAKB48選抜総選挙のステージ上で結婚宣言をして大きな話題となった『NMB48』須藤凛々花（21）を踏まえたようなコメントをし、松井は「やめてください～！」と、苦笑い。しかし、片桐は止まらず、「誰だ結婚の話したの！」と、大ボケをかますと、風間が「お前だよ！」とツッコミで、漫才のように流れるようなコンビネーションを見せていた。
片桐によって、そんな目に遭わされた松井だが、実は片桐の大ファンだそうで、「仁さんと共演できることが本当に嬉しくて。仁さんのことが好きで、お芝居の中で投げてくるボールも面白い」と、目を輝かせつつ「好きだから（ガッツリ話に）行けない！」と、ファン心理もチラリ。すると、風間と鴻上は「俺達のことはどうでもいいんだなって」と、すねたふりをして、報道陣を沸かせていた。
気を取り直して、松井は「カンパニーの中に初めて入るんで、けいこのスピードに追いついていくことだったり、初演を観て再演するからと観に来てくださる方がいると思うんですけど、また別の側面がある『ベター・ハーフ』を演じるのが一番いいのかなと思ってステージに立つようにしました」と、心情を。しかも、デリバリーヘルスで働きながら、芸能界にデビューすることを夢見てぼったくりのレッスンを受け続ける役とあって、「自分と考え方が180度真逆の場所にたどり着く子なので苦戦しながらです」とも。そこで、「総選挙よりもプレッシャーがある？」と報道陣が尋ねると、松井は「全然ありますよ！」と、舞台の方が緊張するそうだ。
そんな松井へ鴻上は「よくやっていると思いますよ。この参戦の仕方はたくましいし、いい女優になると思う。3人は2年前にできあがっているのによく入ってきてくれた」と、感心の声を寄せ松井はこれにはにかんだ。
また、劇中ではデートの代打に立つということにかけて、そんな体験はないかと質問が挙がったが、風間は「僕はドラマの撮影でテレビ局からタクシーに乗ったときに、運転手さんから、音声？照明？と聞かれて。僕は照明ですと言って、目的地に着くまで照明さんの話をしていました。そこで出演者ですというのもちょっと気恥ずかしいところがあるので」と、エピソードが飛び出すことも。
そして風間から「演劇が好きな人達はもっと好きに、演劇を観たことがない人は演劇を好きになってくれるようなそんな作品だと思います。恋愛模様では観に来てくださったお客さまが自分のときはこうだったとか、自分の恋愛と割とつながる部分があると思います。みなさんの恋愛にもつながる舞台だと思います。自信があります！楽しみにしていてください！」と、アピールしていた舞台『ベター・ハーフ』東京公演は6月25日から7月17日まで下北沢 本多劇場にて、 愛知公演は7月21日から同22日までウインクあいち 大ホールにて、福岡公演は7月28日から同30日まで久留米シティプラザ 久留米座にて、大阪公演は8月5日から同6日までサンケイホールブリーゼにて上演！
松井玲奈
片桐仁
中村中
鴻上尚史
