女優・床嶋佳子(54)が27日、東京・神谷町のTSUTAYA内で初のスタイルブック『床嶋佳子のビューティーライフ』(主婦の友社)発売記念イベントを前に、メディア向けに囲み会見を開いた。
27歳でバレリーナから女優に転身し、現在もテレビドラマや舞台などで活躍中の床嶋。書籍では50歳とは思えない肌にハリ・ツヤのある床嶋の化粧術や、所作、運動方法、食事などを大公開している。
白い肌がよく映える赤いドレス姿で現れた床嶋。本書を出すきっかけへ「意識してなかったけど、50歳になって本当に肌を褒められたんです。書籍にするときに、じゃあ肌をポイントにしようということで始まりました」。
化粧にかんしては30代のころに雑誌の企画でビューティーアンバサダーを務めたことで詳しくなったそうで「高級化粧品をたくさん使わせて頂いて、そのときに学んだことを実行していたら肌を褒められるようになったんです」といい、そのノウハウを本書にも詰め込んだそう。さらに食事ポイントとしても、「そんなに手をかけずにおいしい料理とお酒をと思っていて、おいしくて楽しくという」と、気負わずできるレシピもコツとのことだった。
そのボディーへは「体型は変わりました。テレビで1、2キロ太っただけで太ったと言われてしまうんですが」と苦笑いした床嶋だが、27歳から5キロも増えておらず体型を維持しているのだとか。その理由へは「バレエの世界がストイックだったから」と、振り返ることも。
書籍ではすっぴんも披露。しかし、このすっぴんにも抵抗はなかったそうで「インスタも今年から始めたんですけど、メイクしてから写真を撮るのもかっこ悪いかなって思って、プールの写真とかもすっぴんの写真を上げてみたんです。そうしたら、『すっぴんが綺麗!』とか、温泉に行った写真でも『肌がツヤツヤ!』と言われて、すっぴんでもいいのかなって」と、勇気づけられたのだそうだ。
こんな自分をさらけ出すようになれたのも約2年前、体調を崩し気味だったことが関係するようで、その際に「ちょっと具合が悪くなったことによって、私はできなくなったとかダメなのかなではなくて、違うものがある。違う視点になったというか。頑張らないこと」を学んだそう。「自分を解放して楽にするというか。ギリギリをキープしながら人生楽しんだほうがいいかなって」と、話していた。
そして本書へ「まずは同年代の方に読んで頂きたいです。あとは若い人にも読んで頂いて、年を取ることも怖くなくて、楽しいかもしれないよ。いまをしっかり頑張って、楽なことが待っているかもしれないよということを漠然とでもいいから感じてもらえれば」と、呼びかけていた。
スタイルブック『床嶋佳子のビューティーライフ』は1400円(税別)で好評発売中!