お笑いコンビ『ダウンタウン』浜田雅功(55)、『千原兄弟』千原ジュニア(44)と千原せいじ(48)、『ナインティナイン』矢部浩之(47)、お笑いタレント・じゅんいちダビッドソン(43)、プロドライバー・脇阪寿一(46)、織戸学(49)が9日、都内スタジオでAmazon Prime Video『戦闘車』シーズン2配信記念記者発表会に出席した。
自ら各々の“戦闘車”に乗り込み、命がけでさまざまな試合に、かなりガチな命がけで挑む自動車戦闘バラエティー企画が帰ってきた!浜田と矢部が著名人21人を集めて軍に分かれて自動車22台、レーシングカー6台さらには装甲車も参戦して対決するというもので、前作ではチキンレースやスピードレースなどが行われたが、今回は戦闘車を使ったサッカーや棒倒し、さらには横転グランプリを開催。前作以上にハチャメチャな戦いで、ツッコミどころも見どころも、撮影現場のカメラの台数(190台)も、スケールもアップしまくっている。
会場となったスタジオには、ロケで実際に使われたバンパーやフロントガラスが破壊された『戦闘車』が展示され雰囲気満点。迷彩服で登場した浜田は「金のかかり方も違うし、誰か死ぬなと思いました(笑)」といえば、矢部は「お金のかかり方もそうですけど、車とセットがあってあとはポーンと。『おもしろなかったらお前らの責任やぞ』という感じでホンマにガチなんだと。いま起こっている『イッテQ』さんの疑惑と間逆で」と、ブラックジョークをにじませ、せいじが「“祭り”やないから」と、さらにたたみかける。
そのブラックジョークは止まらず、自動車同士の衝突が多い番組なだけに、ジュニアが「こういうのは(『インパルス』の)堤下(敦)とか(『NON STYLE』の)井上(裕介)とかが出るべきなんでしょうけど」と言い出し、矢部も悪ノリし、2人とも浜田からしばかれていた。
撮影については哀川が「車に乗った瞬間からみんなマジだったよね。ケガしないようにというけどケガしてもしょうがないくらい思った以上に面白かった。違う弁が開くというか」と、納得の出来という話やじゅんいちがこのメンバーに着ようされていることへ、「ワールドカップシーズンだったからです」とも。
また、浜田と矢部が共演という珍しい取り合わせについても質問が。矢部は「矢部にオファーしましたと言って断ったら怒られますよね。だから即答で『出ます!』と言いましたよ」と、浜田に“忖度”したそうだが、撮影後には飲み会に行ったそうで、矢部は「僕もプライベートでは初めてで」と、仲良くピースする写真も公開。それを見ながら矢部は、「10年前までは眉間にシワ寄ってるゴリラでしたけど、このときは笑顔のゴリラでしたよ」と、距離が近くなったよう。
すると記者から、矢部が浜田をゴリラ扱いして大丈夫なのかという質問も飛び、矢部は「目上のゲストのときには本番前にちょっとおしゃべりして本番で行きます。浜田さんもそういうのを分かっていらっしゃる方で本番でぶつからせてもらいました」と、ちゃんと打ち合わせをしていると明言。
さらに、記者が突っ込んで矢部と浜田の関係性に質問を寄せると、「撮影現場で僕と浜田さんが2ショットで喋っていたら、佐田正樹が『テレビ見ているみたいだ!』『しゃべってる』『こんなとこ見れないよ』と盛り上がっていたんですけど、その感覚が分からなくて。僕はただの(浜田の)後輩なんで。『ダウンタウン』さんと『ナインティナイン』みたいなのはあったんですけどよくよく考えると、あれはちっちゃいおっさん(相方の岡村隆史)がビビってるだけで、(『ダウンタウン』の)お2人に対してそれが大きくなりすぎたんです。特別、僕はそんな思いはないですけど、相方はこの番組を『浜田さんにゴリラとかってよう言うな!』と、言いながら観るのかなって」と、言及していた。
もしシーズン3があるならという話も振られたが、哀川は、「今度あるなら飛んでみたいな」と、さらなる無茶をしたいと話したり、矢部は「やる気スイッチみたいなのを入れたいなって思うんです。だからレースクイーンを並べたりした方がいいんじゃないかって。プロの人はそれで変わってくると思うんですよ。普通のレースでも、あれは女性が横にいてこそだと思うので」と、提案もしていた。
『戦闘車』シーズン2は、9日よりAmazon Prime Videoにて全5話一挙独占配信中!
■出演
【浜田軍】
浜田雅功、千原ジュニア、千原せいじ、高岡早紀、原田龍二、松岡充、篠原信一、魔娑斗
【矢部軍】
矢部浩之、哀川翔、小沢仁志、藤本敏史、原西孝幸、佐田正樹、吉村崇、じゅんいちダビッドソン、南明奈、土屋圭市、織戸学