女優・観月ありさ(41)が29日、東京・銀座のFRED銀座本店のオープニングセレモニーに出席した。
2001年に銀座の並木通りに旗艦店を置いていたフランスの名門宝石ブランド『FRED』の銀座本店が、12月1日より晴海通りに移転し新たにオープン。店内は、創業者フレッド・サミュエルの発想の元となっているフレンチリヴィエラの美しい海、その太陽の輝き、メゾンのクラフトマンシップを表すネイビー・ホワイト・ピンクゴールドで彩られており、優美で温かみのあるおもてなし空間を演出していることが特徴。
イヤリング、ブレスレット、誕生月のターコイズの指輪、リング、ネックレスを同ブランドでコーディネートしお客様第1号となった観月。「すごくラグジュアリーな気持ちでテンションがあがるというか」と、ニッコリ。
『FRED』へ「ハイジュエリーでも爽やかで、日常でパッとつけても馴染むというか。ラグジュアリーな気持ちになあっても日常で使えるなって」と、普段遣いもできるそうで、店内へは「とてもりリラックスできる店舗だなって感じています」と、印象も。
ジュエリーの話題に。「若い頃はあまり大きなジュエリーをつけると、ジュエリーに負けてしまうという感じだったのですが、だんだん年を重ねてくると、ジュエリーに負けないというか、ジュエリーに追いついてきたという感じがします」と、心情を話したり、「何か記念で買ったりとか、結婚した時に、旦那さんに頂いたりとか。記念のものになって、子孫に渡されていく、昔から愛され続けているものですね」と、考えを披露。
今年は「舞台やドラマと、いろいろやらせて頂いてとても充実した1年になったと思います」と実りのあるものだったよう。
そのなかでもとくに、8月に上演された自身が率いる舞台『座・ALISA Reading Concert vol.II キセキのうた~私たちの「今」を歌おう~』の劇中で、観月、湖月わたる、春野寿美礼とともにユニット『スレンダーズ』として話を進めたが、これが意外と好評でテレビ番組に出演したこともあり記者から「スレンダーズは解散ですか?」と質問が飛ぶと、「舞台の中だけで考えたグループだったんですけど、お声がけ頂ければ、いつでも再結成します!(笑)今年だけで終わるのももったいないので、どこへでも3人で伺いますよ」と、しっかり営業もしていた。
続けて、年末といえば、『第69回 NHK紅白歌合戦』に事務所の後輩に当たる『DA PUMP』が久々に返り咲いたが、「嬉しいですね。後輩が頑張っていてくれる姿を見ると心強く思って。親戚のお姉ちゃんのような気持ちで見守りたいです」と、エールを送っていた。
そして来年へ「元号とかも変わりますし、また新しい時代の始まりになると思いますから、自分の中でも新しいものにチャレンジしたり、いままでやってきたお仕事もさらに向上していけるようにと思います。プライベートでは、何かプロデュース的なものをしたいですね。何かをデザインしたり、舞台を演出したり」と、抱負を語っていた。
また、この日、女優・赤木春恵さんの訃報が報じられ、芸能界は悲しみに包まれたが、赤木さんへ観月は「共演はしたことないですが、ほんとに素敵な女優さんなので寂しいです。今年亡くなる方が多かったので時代の流れとともに、寂しく、切なく、儚いんだなという気持ちになりますね」と、声を落とした。
「とても素敵なお店づくりができている店舗ですので、たくさんの方に来て頂ければ」と、呼びかけていた。
■FRED銀座本店
場所:東京都中央区銀座 4-3-9