女優でフィギュアスケーターの本田望結(14)が13日、都内・渋谷の東急シアターオーブで15日に開幕する舞台『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2018』のプレスコールに、同公演でMC&シンガーを務めるナタリー・エモンズとともに出席。6名でシンガーが歌う”アナ雪”でお馴染み「レット・イット・ゴー」をバックに華麗なスケーティングを披露した本田は「今年も本当に豪華なメンバーのなかでスケーティングができる。この日のために衣装、振り付けを考えてきたのでワクワクな気持ち。雰囲気で表情を変えてメリハリを出していきたいし、みなさんが幸せになれるような演技ができるようにがんばりたい」と意気込んだ。
NYで80年以上にわたって親しまれている「ラジオシティー・クリスマス・スペクタキュラー」に続く劇場でクリスマスとして、2016年にスタートしたクリスマスショー。3年連続で同ショーの応援サポーター&ゲストスケーターとして本田が出演する。
この日、プレスコール後に報道陣による囲み取材に応じた本田は「樹脂のリンクが年々滑りやすくなっている。以前はスケートよりバレエ、ダンスに近い演技をしていたが、今年はスケート感を出せていると思う」と自信満々。勢い余って、リンクから落っこちそうになるシーンもあったが、「リンクの端から端まで大きく使おうと思って…。でもバレてないと思う」と茶目っ気たっぷり。「毎年、クリスマスショーを通して、やっぱり自分はスケートが好きなんだなと、お客さんと一緒に楽しみながら滑る幸せを感じている」としみじみと振り返った。
すでに発表されている15日の初演に加え、24日”イヴ”の日にもゲスト出演が決まったが、その日の公演後の予定については「できるだけ姉と一緒にいたい。(クリスマス)プレゼントが入る靴下は兄弟5人分買った」と笑顔。
今年は主にスケートに集中した1年だったが「スケートを続けるのか、そうではないのかを考える年だった。全日本ジュニアに出られたが、今までに一番悔しい試合は?と聞かれたら『2018年の全日本ジュニア』と答えるくらい悔しかったので、来年は姉の真凛と一緒に全日本に行きたい。今年は『挑』の年だった。挑戦する気持ちに体も負けないでついていけたので、来年も強い意志を持ってがんばりたい」と決意を新たにしていた。
目下、女優とフィギュアスケーターの2刀流に挑戦の日々が続いているが、「夢は(女優とフィギュアスケートの)2つを続けること。どちらかが嫌いになったら両方やめると決めているので。今年はスケートに集中していただけで、決して女優をあきらめたわけじゃない。本当の二刀流と言ってもらえる日が来るまでがんばりたい」と目を輝かせていた。