タレント・うつみ宮土理(75)、演歌歌手・三丘翔太(25)、お笑いコンビ『ナイツ』の塙宣之(40)と土屋伸之(40)が16日、東京・中目黒 キンケロ・シアターでラジオ番組『うつみ宮土理のおしゃべりしましょ』(ニッポン放送)公開収録イベントを開催し、司会は同局の垣花正アナ(46)が務めた。
『垣花正あなたとハッピー!』内で放送されている『うつみ宮土理のおしゃべりしましょ』が、初の公開収録を敢行することとなり抽選で選ばれた50組100人が会場に詰めかけるものとなった。
テレサ・テンからもらったという白のスパンコールドレス姿で現れたうつみ。「目の前には1万人のお客さんがいます!」と、大きくぶちあげて会場を沸かせたが、これがあながちウソともいえないものだったそうで、垣花アナによると「1万人くらいの会場が埋まるくらいのご応募がありました」と、明かし、観客たちから驚きの声が。
番組開始直前には報道陣の取材も受けたそうだが、垣花アナによるとうつみが『ナイツ』に向かって「『M-1グランプリ』優勝から何年経ってるんですか?と、聞いたんです。出場はされたんですが優勝はしてなくて……」と、自由にトークするうつみを垣花がフォローする番組そのままのような形での進行で観客達を笑わせた。
まずは、三丘がゲストとなりごあいさつとばかり『散歩道』を歌唱。さらに2曲歌唱もあったがここにうつみも加わり、雰囲気たっぷりに歌い上げる。そのまま、赤いドレスに着替えたうつみが美空ひばりさんとの思い出を語った後に、ひばりさんの代表曲をメドレーで歌ったり、さだまさしの楽曲『案山子』をしっとりと張りのある声で熱唱を見せ盛り上げた。
イベント後半は、ナイツの漫才披露から。ここでは時事ネタをふんだんに盛り込んだネタとなったが、その中には同窓会に行ったという設定の塙が、その場にいた“かみぬま”と“くぼた”なる人物が楽しく酒を飲み交わし“たけち”は違うテーブルにいたという、世間をざわつかせ塙も審査員を務めた『M-1グランプリ』放送後の出来事をモチーフにしたようなネタに、会場は拍手と笑いがあふれるものとなった。
この漫才が終わった後に、なんと『ナイツ』の間にうつみも乱入!トリオ漫才をはじめだし、ツッコミも追いつかないほどボケ倒すうつみに場内は大ウケ!!塙が「僕たちの間に入ってきたのは内海桂子師匠と桂歌丸さんだけですから」と、レアな光景になったことを大きくアピールすれば、ウケたことに気を良くしたのかうつみは「コンビ名を募集します!」とまで言い出し、塙が「これで『M-1グランプリ』に出たらいいところまで行けるんじゃ」と、手応えを語っていた。
終盤は三丘、『ナイツ』を交えて番組で金曜日に行っているといううつみにまつわるクイズコーナーが開催。正解がうつみのすごく個人的なものとハチャメチャなもので、三丘と『ナイツ』がそれを当てるのに苦しむ姿を見せ、垣花アナは「いつもこの感じでいるので」と、同じ目に遭った2組に共感の声を寄せるなど、丁々発止なやりとりで盛り上がっていた。
この模様は2018年大みそかの午後5時から同6時の間に『キンケロ・シアター プレゼンツ うつみ宮土理のおしゃべりしましょ 平成最後の大晦日スペシャル』としてニッポン放送にて放送!