俳優・中村倫也(31)、女優・夏帆(27)が18日、東京・有楽町マリオン9階で『コニカミノルタプラネタリア TOKYO』プレス発表会に登場した。
コニカミノルタプラネタリウムの新たな直営店『コニカミノルタプラネタリア TOKYO』が、19日より有楽町マリオン内9階にグランドオープン。その内部では『プラネタリウムドームシアター』と『多目的デジタルドームシアター』という日本初のツインドームとなり、星空を楽しみながら演劇を楽しめる公演も用意。さらに、体験型VRアトラクション、カフェ、ショップも併設されており、お酒を楽しみ飲みながらプラネタリウムを体験することもできるなど、ドームシアターコンプレックスという様相を呈している
2人はオープニング作品のナレーションを担当しており、中村は『DREAMS COME TRUE』の名曲が星空に響く中でのコラボプログラム『時を刻むこの星空 with DREAMS COME TRUE』でナレーションを担当した。
ナレーションという仕事に中村は「緊張するというかでした。録りながら想像しきれないところがあって。自分がやった後に、TVでプロのナレーターさんがやっているのを見るとうまいなって思ったりするんです。アフレコは、『そこ、もうちょっと抑えて大丈夫です』と言われたりとかしました」と、言ったものの「さっきプログラムを観てみたんです、意外とちゃんとできてたぞ!と思って(笑)。ストーリーと音楽がそっと寄り添うようなナレーションができていたかなと思います」と、自信を見せ司会から「仕事の幅が広がりました?」と問われると、「星空のように広がりました」と、うまいコメントで会場を沸かせた。
さらに、紡がれる物語へ中村は「星座って授業で当たり前のように習うじゃないですか、この星は何光年離れているとか。それを調べてきた人がいるわけで、昔の人半端ねぇなと思いますね。コンピューターとかいっても最近出てきたものですし、、昔の羊飼いが空を見ていたとか気が遠くなる作業じゃないですか。そうしてできあがって、ときの流れとか積み重ねとかを感じるものでしたね」と、多くのものも感じたようだ。
一方の夏帆は作曲家・久石譲氏が『宇宙』をテーマにしたオーケストラ編成による壮大な楽曲を全編にわたり提供した『To the GRAND UNIVERSE 大宇宙へ music by 久石譲』のナレーションを務めたが、中村と同じく「声だけのお仕事はほとんど経験がないので難しかったですね。自分ではできているつもりでも、できたものを観てみると物足りないとかがあって。とてもいい経験になりました」と、しみじみ。
このプラネタリウムをどんなシチュエーションで観たいかという質問も寄せられたが、中村は「可愛い子と来て、『素敵だね』と言いながら、カクテルを飲みながらなら、何かが起こりそうな気がします(笑)」と、ロマンティックなものを思い浮かべたり、夏帆は「1人で観ること前提で考えてましたけど、誰かに連れてきてもらいたいですね。素敵な時間を過ごせるんじゃないかなと思います」と、想像を巡らせた。
イベント後半には2人もプログラムをヴィーナスというカクテルを片手に実体験。中村は「都会のオアシスって、プラネタリウムのことを言うのかなって」と詩的な表現をしつつ「有楽町って少し足を伸ばせば来れる場所ですし、知識を深めたり、ただ眺めたり、大人の息抜きとしてベストな場所なんじゃないかなって思います。楽しいことがここに来れば待ってるという感じで、楽しみに来てください!」と、呼びかけ、夏帆からは「久石譲さんの音楽も素晴らしいし最新の映像も1つの作品として楽しめるなって。短い短編映画を観ているような感じで、心が疲れたなというような方でも、大切な方と一緒に思い出づくりでも来てもらえれば」と、PRしていた。