“キスマイ”の愛称で親しまれている7人組アイドルグループ『Kis-My-Ft2』の北山宏光、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、藤ヶ谷太輔、玉森裕太、二階堂高嗣が24日正午より放送している24時間の生放送ラジオ番組『第44回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(ニッポン放送)。
『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』とは、目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように『音の出る信号機』を設置するため、毎年12月24日の正午から25日の正午まで生放送するチャリティプログラム。その寄付された全額が“とおりゃんせ基金”に寄付される。『Kis-My-Ft2』は今年のパーソナリティーに選ばれ、『ありがとうは魔法のコトバ』をテーマに放送していく番組だ。
番組では、メイン企画となるメンバー全員が事前に取材した内容をそれぞれレポートしていく『君と僕のありがとう物語~キスマイグッドセブン』が展開。同日の番組冒頭では、千賀が筑波大学附属視覚特別支援学校の音楽の授業に飛び入りし児童たちと交流した模様をレポート。そして千賀が彼らと交わしたクリスマスの約束は『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』生放送の中で彼らの歌のピアノ伴奏を行うことで、こちらは25日のエンディング前に披露される予定となる。
そして14時台。横尾が、視覚障がいとバリアフリー、ユニバーサル・デザイン研究の第一人者である慶応大学の中野泰志教授を取材。自身の「視覚障がい体験」もレポート。16時台には藤ヶ谷大輔が筑波大学視覚特別支援学校の児童とじっくり膝を突き合わせて聞いた学校生活の現状をリスナーに伝えた。さらに、宮田も高田馬場にある日本最大の点字図書館を取材、視覚障がい者にとっても読書の楽しみ方を学び、レポートした。
後半では、玉森の、全盲のゲームクリエイター・野澤幸男さんに視覚障がい者が楽しめる『オーディオゲーム』の開発について伺ったレポート、二階堂による盲目の漫談家・濱田祐太郎氏のインタビュー、北山とブラインドサッカー日本代表キャプテンの川村怜選手との対談と実技交流のレポートが行われる予定となっている。
さらに、番組ゆかりのゲストも登場。14時台には1975年にスタートした『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』の第1回から第11回までのパーソナリティをと担当した萩本欽一。1人でも多くのリスナーと話がしたいと、長時間にわたり募金案内の電話を受ける。
15時台には1999年と2011年にパーソナリティを担当した『ゆず』が募金箱を持って登場。スタジオで『いつか』の生歌を披露。そのほか、募金拠点である『さいたま新都心コクーンシティ 愛の泉』から、井上苑子の生ライブも中継となった。
18時台には、視覚障がいを持つ10代のアーティスト・わたなべちひろもスタジオで生歌を披露し、音楽をたっぷり届けるものとなり、夜にはゲストにサンドウィッチマンや前回のパーソナリティを担当したオードリーも登場し、募金を呼びかける予定だ。
そして、深夜0時台は『Kis-My-Ft2』クリスマススペシャルライブ、そして深夜1時~3時は『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポン』、3時~5時は『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポン0(ZERO)』と続ける。