高橋大輔選手マンションがトータルコーディネート！
フィギュアスケートの高橋大輔選手（32）が12日、都内で『D-color 物件発表会』に登場した。
投資用不動産の分譲・販売事業を展開するスカイコート株式会社が、創立50周年記念プロジェクトとして社史に残る建物を残そうという目的から『D-color』マンションを建築。2019年春の完成までのトータルコーディネーターとして高橋選手が就任となる。ちなみに『D-color』は、Daisuke（大輔）のcolor（色）という意味を込めている。
今回高橋がコーディネートしたのは、今年5月上旬に入居が始まる浅草の『SKYCOURT D-iberte ASAKUSA（スカイコート ディベルテ浅草）』。この名称について高橋は「D推しで、僕が名前をつけました。めちゃめちゃ悩んだんですけど」と、笑いながら明かす。
スカイコート ディベルテ浅草の外観の色使いとしては、「日本っぽさを意識していて、黒と赤と白にしました。街の雰囲気と合うようなD推しということで」といいつつ、最上層は赤色で“D”と見えるデザインも入れ込んだという。そこからは高橋選手による熱の込もった説明が展開され、ベランダのガラス、内装の色味、コンセント数の口数の多さまで、パネルを使ってプレゼン。さらには、「部屋に“隠れ大輔”は入れています。購入された方しか分からないですけど」と、遊び心を入れたことを明かしたり、購入者へサプライズプレゼントも考えていると話していた。
トータルコーディネートをしてみて、「本当に難しかったです」としみじみ話す高橋選手。「住むだけではなく、投資資産として残すということで、自分の好みを押し付けても駄目だし、カラーも出さないといけないし、住む方が素敵な家だなと思ってもらえるように。自分といろんな意見をと考えてきたんです。女性に食い込んだものに挑戦したいなって思っていたんです」と、知恵をしぼったそうだが、「難しかったですけど、どんどん完成していくだなと考えると、まだ見れていないので実感は沸かないですけど、楽しみです」と、充実感も多かったよう。
この経験により、「最近マンションを見ると、これはどうやっているのかなって見れるようになって」と、気になるそうだが、今後、こういった仕事にも力を入れるのかへは、「結構大変だったので、お客さまの評価が高ければ……今後の契約次第です（笑）」と、本音もチラリと覗いていた。
今回のコーディネートとフィギュアスケートの共通点についても質問が。衣装作りのことを引き合いに「色の組み合わせとかでは似ているなって。色は合っても素材が合わないなとか、少しでもスタイルがよく見えるようにと思ったりとか。以前は派手にしていましたけど、いまは自分のスケートが生きる衣装にしたいなと思っていて、自分の動きとちょうど良いところを探すんですけど、このプロジェクトもそういうところが似通っているなって感じています」とのことだった。
では、フィギュアスケートでの4回転のジャンプと今回のマンションが完成するのとどちらが嬉しいかと問われ、「今の段階では、マンションは披露して評価を得ていないので4回転の方が嬉しいです。ただ、このマンションが完成して、いい評価が得られたら、4回転ジャンプより嬉しいかもしれないです」と、実感を語っていた。
自分の知らない分野を体験してみて、「1歩踏み出すということが得意ではないのですが、やっていくとドンドンアイデアが出てきたんです。そこに少しビックリした部分もあります」と、実感を語ったり、「スケートの振り付けで自分にセンスがないというのは感じていて、振り付けよりは指導だったりとか、自分自身が感じてきたものを誰かに伝えて、成長を助けたり環境づくりとか、大きな意味での指導が自分には向いているかなという気持ちが出てきています」と、今後の自身の方向性も含めてコメントしていた。
ほかにも会見序盤のVTRで、フィギュアスケートをやっていなかったら建築士になっていたというコメントをしていたということで、実際に建築士になってみるのはどうかとの質問も飛んだが、「ないかなと」と、苦笑い。その理由へ、「建築士って数字が必要ですよね。でも数字が弱くて（苦笑）。インテリアコーディネーターなら……」と、正直に告白して笑いを誘っていた。
横で見ると赤い部分がDに見えるとも
