アイドルグループ『AKB48』グループが19日昼、東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLで『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』を開催。50位から26位までの楽曲を披露し、集まった2000人を熱狂させた。
2008年から開催されている、ファン投票によって選ばれた楽曲をランキング形式でパフォーマンスするというもので“リクアワ”の愛称で親しまれているコンサート。『AKB48』、『SKE48』、『NMB48』、『HKT48』、『NGT48』、『STU48』、『SDN48』のこれまでの楽曲のなかから選出されている。
午後3時からの公演は、50位となった『SKE48』の『奇跡の流星群』からスタート!
楽曲の合間合間でMCや企画ものコーナーがさまざまに展開され笑いを誘った。台湾出身の馬嘉伶がセンターを務める楽曲『友達ができた』のパフォーマンスの後には、「日本に来てもうすぐ3年。ずっと前から日本が好きです!これまで日本の文化を研究してきたので、日本の文化にツッコミを入れたい」と、日本の都道府県に毒舌を放つというコーナーが開催。これは馬が自分で指名したメンバーの出身都道府県を言ってもらい、そのネタを叫ぶというものだったが、どの都道府県が来ても対応できるように事前に入念に準備していたのか、愛知や熊本、さらには観客からも募った都道府県をうまくさばいて、爆笑をさらった。
さらに、指原担当のMCでは、HKT48の村重杏奈と植木南央をゲストに展開。ファッションの話となり、メンバーたちが指原の洋服のお下がりをもらうために、じゃんけんで“争奪戦”を繰り広げているという裏事情があるそう。村重はこのじゃんけんによく勝利することが多いらしく、「全身ブランド物なんですよ。ファンから『指原成金』って言われてるんです」と言いつつ、続けて「だから家賃も払ってほしい!」と指原に詰め寄る。
さすがに指原も「払えてるでしょ?」と驚いていたが、今度は植木も加わって「払えないんです!」と、声をあげることに。ではと、家賃を指原が尋ねると、「福岡の家賃ですよ……3万5000円」と、きっちり金額を話し、「独立洗面所が欲しい!」「ホテルのほうが立派!」と、必死の訴えで植木も「村重の部屋に行ったことがあるんです。けど、2畳くらいで……」と、援護したが、これに指原は「頑張って!」と、あっさり話題を切り上げ、笑いを誘っていた。
しかし、“家賃”の話題は収束せず、宮崎美穂のリクアワおなじみのトークコーナー『みゃおの部屋』の代わりに開催された、矢作萌夏による『もえかの部屋』でも問われるものに。ここでは昨年のAKB48じゃんけん大会でともにユニットを組んだ1期生の峯岸みなみを呼んだが、矢作は「家賃と住んでるとこ!」と、攻めたトーク!
「やめてくれよ!言うか!!」と、この手に峯岸が乗ることはなく、「じゃんけん大会で、何を考えてどんな魂胆で連絡してきたんですか?」とじゃんけん大会の話に持っていくと、矢作は「1番下っ端のドラフト3期生と、1期生さんが組んだらどうなっちゃうのかなって話題性で」と、正直すぎる回答で、これには峯岸も「話題性オンリー?」というと「そうですよ」と返す矢作に呆れ半分、感心半分といった様子。
さらに、このじゃんけん大会で少し距離が縮まったという2人だが、矢作もHKT48の指原のように“お下がりの服”をもらえるということで「ゆきりん(柏木由紀)さんのときはすぐなくなって、みぃちゃん(峯岸)のときは全然なくならなくて……」と、歯に衣着せぬことを言い出し、さすがに峯岸も言い直させることもあった。
■セットリスト
50位:奇跡の流星群
49位:微笑みの瞬間
48位:窓際LOVER
47位:嵐の夜には
46位:ひと夏の出来事
45位:終電の夜
44位:早送りカレンダー
43位:心に太陽
42位:蜂の巣ダンス
41位:さくらんぼを結べるか?
40位:友達ができた
39位:大人列車
38位:Whatcha Gonna Do
37位:僕らのStand By Me
35位:誰かの耳
35位:季節のせいにはしたくない
34位:下の名で呼べたのは…
33位:青春時計
32位:夜風の仕業
31位:猫アレルギー
30位:コイントス
29位:夢の階段を上れ!
28位:パッションフルーツの秘密
27位:秘密のダイアリー
26位:Which one
EN1:風を待つ
EN2:僕だって泣いちゃうよ
EN3:ヘビーローテーション
EN4:少女たちよ
※記事内写真とSNSは27日に削除予定