AKB48リクアワ最終公演が開催！
アイドルグループ『AKB48』グループが19日、東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLで『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の25位から1位を発表。楽曲パフォーマンスをさまざまに披露し、間のMCでもさまざまに趣向を凝らすなど2000人を熱狂させた。
2008年から開催されている、ファン投票によって選ばれた楽曲をランキング化し、カウントダウン形式でパフォーマンスするというもので“リクアワ”の愛称で親しまれているコンサート。『AKB48』、『SKE48』、『NMB48』、『HKT48』、『NGT48』、『STU48』、『SDN48』のこれまでの楽曲のなかから選出されている。
25位の『AKB48』の楽曲『波が伝えるもの』からコンサートを幕開け。同曲はMVでも浴衣で撮影しているのに合わせ、メンバーたちも浴衣姿で登場し、雰囲気満点！途中、『女芸人No.1決定戦 THE W』に出演し準決勝まで残った『SKE48』福士奈央が、栃木をいい意味でも、悪い意味でも紹介するネタを披露し、会場を何度も大爆笑の渦へと引き込んでいた。
クライマックスにも近づいた6位は、『SKE48』の“だ～す～”こと須田亜香里、“つ～ま～”こと松村香織によるデュエットソング『ここで一発』。毎年、なんだかんだとリクアワに登場する曲なだけに、2人とも満面の笑顔でパフォーマンス。その直後、『SKE48』が2月から4月までの期間に関東ツアーを展開することが明かされ2人もビックリ！
気を取り直して2人は『SKE48』メンバーに話を振ることとなり指名された松井珠理奈は「関東でこういう機会をいただけるのはないので、たくさんの方に『SKE48』の魅力を知ってもらいたい」と、意気込めば高柳明音は「47都道府県ツアーをやっていて、まだ終わってないんです。日にちと場所が決まっているのが嬉しい。でも全国ツアーを回りきるという目標もあるので、待っていて」と、アピールも。そんな姿を見ていた松村は、2月5日に卒業コンサートを控えているものの「出たいから残るわ」と、“卒業延期”するようなコメントを残し、観客を笑わせていた。
そしていよいよトップ3の発表。3位は昨年、松井が1位となった選抜総選挙の『センチメンタルトレイン』、『HKT48』田中美久がセンターの楽曲『ロマンティック病』が2位。そして、栄えある1位となったのはチーム8の代表曲『47の素敵な街へ』に。同曲はこれまで3年連続でトップ3には入るものの1位はなかったため、メンバーたちの喜びもひとしおといった様子。
チーム8は、全国47都道府県のメンバーが1人ずつ集まっており、『47の素敵な街へ』の間奏ではそれぞれの県の代表が自身の都道府県を言っていくということが特徴の楽曲。鳥取県代表の中野郁海からは「4年連続トップ3にランクインして、1位を取れました！みなさんのおかげです！」と、ファンに感謝すれば、東京都代表の小栗有以からは、「やっと1位を取れましたー！」と絶叫し、何度も涙をぬぐった。
アンコール2曲目に入る直前には、昨年4月から新テレビドラマシリーズ『LIKE』に日本人キャストとして抜てきされ、1年間メキシコに留学している『AKB48』入山杏奈が一時帰国し、サプライズ登場！横山由依から「地球の裏側からある方が来てくれています！」と呼び込むと、指原は「ワールドスター！アンナ！！」と、入場を盛り上げ、入山は「お久しぶりです。入山杏奈です！完全帰国というわけではなくて、お仕事で帰国したらリクアワをやっていたので、出よっかなーって」と、茶目っけたっぷりに笑った。
入山のメキシコでの中間報告として、ドラマを編集した動画が上映。キスシーンありと、メンバーたちから悲鳴もあがっていたが、それを見ながら、入山は「いろんな経験をさせてもらって」と、女優の顔を見せつつ、「1つ言いたいんですけど、私、まだ卒業してないので」と、しっかりグループにカムバックする意思を示していた。
そんな入山に、指原は「簡単な曲を用意しといたから」と声をかけ、入山も「リハ3分で済みました」と笑いながら、『恋するフォーチュンクッキー』を披露し、「みんなと一緒に踊れて楽しかったです。けど、次の曲はリハーサルをしてないのでメキシコに帰ります」と、マイペースに話して笑わせていた。
そして最後は、『少女たちよ』をメンバーたちで熱唱し、1週間のコンサートウィークを熱気あふれるまま閉幕した。
■セットリスト
25位：波が伝えるもの
24位：最強ツインテール
23位：マドンナの選択
22位：新しいチャイム
21位：＃好きなんだ
20位：抑えきれない衝動
19位：Show fight！
18位：春はどこから来るのか？
17位：アイスのくちづけ
16位：おはようから始まる世界
15位：Maxとき315号
14位：それでも彼女は
13位：今日は負けてでもいい
12位：夢は逃げない
11位：仮想恋愛
10位：世界の人へ
9位：涙の表面張力
8位：暗闇
7位：抱きつこうか？
6位：ここで一発
5位：月と水鏡
4位：君は僕の風
3位：センチメンタルトレイン
2位：ロマンティック病
1位：47の素敵な街へ
EN1：早送りカレンダー
EN2：恋するフォーチュンクッキー
EN3：少女たちよ
※記事内写真とSNSは28日に削除予定
