タレント・稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)が16日、東京・武蔵野森スポーツプラザメインアリーナで初ファンミーティング『NAKAMA to MEETING_vol.1』を開いた。
本イベントは『新しい地図』の3人がファンクラブ会員『NAKAMA』のもとに「3人そろって会いに行く」をテーマに開催。これまでパラリンピック関連のイベントへの出演や、Abema TVでのレギュラー番組内でライブを行うことはあったが、『新しい地図』発足後、本格的なコンサート形式のイベントを行うのはこれが初。午後1時からの第1部では、この日を待ちわびた約8000人の“NAKAMA”がたくさんの笑顔と歓声で3人を迎えることに。
12人のダンサーと一緒に、音楽で心と心をつないでいくようなパフォーマンスを繰り広げた楽曲『#SINGING』や、センターステージに移動しながらより近い距離で披露された楽曲『72かのナニかの何?』など3人の歌とダンスを楽しんだ後はMCタイムへ。
稲垣が「この感じ、久しぶり。最初に出てきた時、ちょっとうるっとした」と語ると、香取は「まさかこんなふうにみんなと会える機会が来るとは。1年前は考えられなかった」と、感慨深げ。草なぎは「新しい地図を広げて1年4ヶ月。本当にみなさんのおかげです。ありがとう!」と、感謝を伝え、それぞれの本音も飛び出した。
その後はざっくばらんな空気感の中で繰り広げられるトークを楽しんだり、抽選で選ばれたファンと一緒にゲームを楽しんだり、携帯電話のカメラでの撮影タイムが設けられたりと、ファンミーティングならではのリラックスしたムードで進行。
後半は映画『クソ野郎と美しき世界』からの楽曲がミュージカル仕立てで披露されたり、『新しい地図』のスタート時から愛されてきた楽曲『72』をNAKAMAとともに大合唱したりと、目でも耳でも楽しめる要素が満載となった。
エンディングでは「みんなの気持ちがダイレクトに伝わってきて嬉しかった」(草なぎ)、「楽しい!これは続けていきたい!」(稲垣)、「記念すべき1回目、ありがとう!ここからまたいろんな場所のNAKAMAに会いにいってきます」(香取)と、それぞれあいさつ。終演後には、メンバーがNAKAMAのみんなをお見送りするというサプライズも用意されるなど、ファンに寄り添った演出満載となっていた。
初回公演後にはメディア向けに囲み会見も開いた。香取は本イベントへ「僕らのすべてが、きょう来てくれたみなさん、これから会えるみなさんで作られてる。直接感謝の気持ちを伝えられる場ができて幸せです」と、万感の思いを伝えたり、「最近は個展に向けて絵を描いているので『アーティスト・香取慎吾』と言われてますけど、『アイドル・香取慎吾』は最高に気持ちいい」と、笑み。
稲垣は「久々だから普通に緊張したし、やっぱり胸にくるものがありました。でも僕らはああやってステージで歌うっていうことをずっとやってきたし、これが僕らの好きなこと。生きていく上での活力を頂けるし、愛されてるなって実感が湧く場でもあります」と、本音で話す。
草なぎは「1人1人とすごく近い距離で繋がってるんだなと思った。(撮影タイムで)あんなにたくさんのスマホを向けられたのは初めてだったけど、これも僕らがSNSを始めたからこその新しい形」と、この1年4ヶ月走ってみての1つの集大成に感じたようで、「これからも会場の規模やお客さんの数じゃなく、熱量というか、その瞬間瞬間に感じることに集中していたいなと思ってます」と、気持ちを伝えていた。
今後、『新しい地図』による『NAKAMA to MEETING_vol.1』は、全国5都市で追加公演を含む計22公演の開催が予定されており、12万人以上の動員が見込まれている。
※写真は「西脇進」