女優・浜辺美波(18)、高杉真宙(22)、森川葵(23)、『乃木坂46』の松村沙友理(26)、中川大志(20)が4日、東京・千代田区の神楽座で実写ドラマ『賭ケグルイ season2』(MBS/TBS)完成披露試写会を総合演出を担当する英勉監督(51)とともに開いた。
月刊『ガンガン JOKER』(スクウェア・エニックス)で連載中でシリーズ累計500万部突破のヒット漫画『賭ケグルイ』。ギャンブルが強い者が上の階級に行ける、有力者の子女が多数通う私立百花王(ひゃっかおう)学園を舞台に、リスクを負うことに快感を覚える“賭ケグルイ”な謎多き主人公・蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)の敵対する者たちとのギャンブルが描かれる。映画、アニメなどさまざまなメディアミックスをされているが、今回は浜辺主演のドラマ版の第2期の第1、2話を上映するものとなる、再びキャスト陣の振り切った演技を楽しめる。
まずは、浜辺から「season2ということで1からの引き続きのメンバーはより仲良くなって、笑いが絶えない現場だったと思います」と、和気あいあいな現場になったという。さらに、「みなさん普段から面白い方ばかりで、高杉さんはこんなお兄さんなのに、イジられ役で、みんなのキューピッドのような役割で、中和してくれました」と、いきなり高杉をイジる。
それを受けて高杉は、「そうやって言って頂けてよかったなんて」と笑って受け流しつつ、「現場でもこんな感じでイジられていて。season2だからこそできる絆とかができて良かったと思います。それは画面の中にも現れているんじゃないかと思います」と、アピールした。
演技のことにも話が向き、森川は「演技もそうだし顔芸もそうだし、みんな格段にレベルアップしている感じがしますね」といえば、中川は「season1から半年ぐらい撮影が開きましたど、帰ってきたなという感じがしましたね。season1のときは豆生田は見ている立場で、みんなが賭ケグルっている感じが羨ましくて……僕はseason1は撮影2日間では爪痕残したくて」と、しみじみだった。そんななか、season2から参加となる松村は「目の当たりにしたのが衝撃というか、わーすごいとなりました」と、雰囲気に呑まれていたそうだ。
イベント中にはキャストそれぞれの好きなシーンの写真を映しながらそれを見どころとして伝えていくことに。浜辺は、自身演じる夢子と、松村演じるアイドル・ユメミ役がともにアイドル衣装で並んでいるシーンをチョイス。「現役のアイドルさんとツインテールして並ぶって、どうしようかと思いましたよ。松村さんは心の底からアイドルさんだから、中途半端な気持ちだと駄目だと思って」と、相当に気合を入れていたといい、松村は「本当に可愛いし、私からしたら急にアイドルが出てきて、プレッシャーがすごかったです」と、圧倒されたのだとか。
逆に松村は浜辺と一緒に歌唱してダンスしているシーンを挙げる。すると浜辺が、「season1のときぜひ続編をと英監督と話していたんですけど、ダンスが苦手だし、原作だとこのシーンが出てくるからヤダなぁーって」と、なるべく避けたかったと熱弁。
しかし松村は、浜辺へ「完璧でした!ダンスレッスンのときに、いままでダンスやってたんじゃないですかというくらいで、本当に完璧で」と、べた褒め!浜辺はといえば、「ダンス練習にかけている時間が松村さんの5倍はかけているんです!」と訴えたり、「あとは顔面を意識していて、あとはカメラマンさんがうかまく編集してくれるんだろうなって」と、顔芸を意識したと女優らしさを優先していたことを明かしていた。
イベント後半には、“賭ケグルイ”ということで『ポーカーフェイスを保て!』と題したゲームにキャスト陣が挑戦!こちらは4つの中に3つの激辛からしたこ焼きが入っているという、確率4分の1のロシアンたこ焼きを食べてからし入りじゃないものを食べた人を当てるというゲーム。回答者は抽選で高杉となったが、正解は松村のなか森川を指名し、森川は「私の芝居力舐めるんじゃないよっ!」と、ドヤ顔!結局、高杉は罰ゲームとして2倍の激辛からしたこ焼きを食べる羽目になって盛り上がっていた。
そして浜辺から「仲良く楽しく、愛を持って撮影させて頂きました。みんなが力を会わあせて撮りましたので、観て頂ける方にも楽しんでもらえれば」と、呼びかけていた。
実写ドラマ『賭ケグルイ season2』はMBSでは3月31日より毎週日曜深夜0時50分より、TBSでは4月2日より毎週火曜深夜1時28分より放送スタート!