で映画『トラさん～僕が猫になったワケ～』トラ泣き感謝！御礼舞台あいさつが開催！
“キスマイ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『Kis-My-Ft2』の北山宏光（33）、女優・多部未華子（29）が5日、東京・TOHOシネマズ日比谷で映画『トラさん～僕が猫になったワケ～』（監督：筧昌也／配給：ショウゲート）トラ泣き感謝！御礼舞台あいさつを筧監督（41）とともに開いた。
突然死んでしまった、いい加減で脳天気な売れないマンガ家・高畑寿々男（北山）。そんな寿々男が、猫・トラさんの姿になり、妻・奈津子（多部）と愛娘の元に戻ってきてともに過ごすという、ファンタジーな世界観とハートフルなストーリーで送る作品。
全国47都道府県を含む70劇場で生中継されるなかでの舞台あいさつに。司会の呼び込みで登場するはずが、音楽がならないハプニングがあってからの登場となり、北山は「音がでないというハプニングでどうなるかと思いました」と、ツッコんでスタッフたちをフォローしながらスタート。
公開から3週間近く経ているということもあり、北山の元にも感想が届いているそうで「ムッキムキの元マネージャーがいるんですけど、『めちゃくちゃ泣きました』と来ました。それくらいの方でも泣くらしいです」と、好感触だったのだとか。
多部はといえば、「友達がこれから観に行くというくらい……」と、声が小さくなると北山が「コミュニケーション狭すぎでしょ！情報遮断してる！」と、苦笑い。筧監督は外国でリメイクはどうかとの声が来ているそうで、司会から「英語行ける？」と、北山に振ると「What？」と返したり、多部がややこしい説明をしたときに「Understand」と、さっそく外国を意識したコメントで沸かせた。
役作りへは、「斬新だと思ってやらせて頂きました。猫の動画を見て研究しましたけど、似せすぎずという感じで、猫との共存というか」と、バランス感覚を大事にしていたよう。ただし、北山は「猫スーツのときは遊んでくれるんです。帰りの私服のときはかまってくれないですね」と、多部たちのコロコロ変わる反応も合わせて話していた。
御礼の舞台あいさつということで、キュートな“トラ猫”ケーキが3人へプレゼントのサプライズが。そのケーキに乗っている猫へ「目が飛び出てるよ……飛び出た目に、はっきりスタッフさんに言われたんですけど60点だと」と容赦なくぶっちゃけ、場内を爆笑させる。しかも、それだけにとどまらず筧監督からの手紙が読み上げられたり、監督が描いた絵をプレゼントされ、「飾ろう家に」と、絵を抱きしめながらしみじみし話したり、「手紙はまさかちょっとずるいですよね。監督からどう思っているのかなって、思いながら現場ではコミュニケーションを取っていたんです。映画とか本当にみんなで作るものなんだなって感じました。この絵は飾りますね。リビングかな」と、嬉しげにニコニコ。
そして、最後に1人ずつメッセージを寄せることとなったが、多部が上映前のイベントながら「気をつけてお帰りください」とはやくも終わったようなことを言ったためそれにツッコんだ北山は「何言おうとしたか忘れちゃったじゃん！」と、苦笑い。
表情を引き締め直して、「みなさんに観て頂いてたくさん声が届いています。楽しんでいただきたいなと思うんですけど、僕がまだ劇場で観に来れてないので、『Hey! Say! JUMP』の薮宏太に誘われたんです。もしかしたらどこかの劇場で会うかもしれません。見かけたらそっとしていただいたらいいなと」と、ファンへ期待を持たせるコメントを寄せつつ、司会から「猫の格好をしてですか？」と、問われ「それはそっこー捕まりますよね」と、しっかり切り返し。そして、「スタッフ、キャストさんにお世話になりまして、これからも観て頂けるといいなと思っています」と、メッセージを寄せ笑顔でその場を後にした。
映画『トラさん～僕が猫になったワケ～』は絶賛公開中！
監督から北山に贈られた絵
