アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)公開記念舞台あいさつが9日、東京・TOHOシネマズ新宿で開かれ日本語吹き替え版のマイルス・モラレス/スパイダーマン役の小野賢章、ピーター・パーカー/スパイダーマン役の宮野真守、グウェン・ステイシー/ステイシー・グウェン役の悠木碧が登壇した。
先日開催された米アカデミー賞にて長編アニメーション賞を受賞した、「スパイダーマン映画史上最高傑作!」との呼び声も高いスパイダーマンを描いたアクション作品。ニューヨークのブルックリンが舞台。ひょんなことからスパイダーマンの能力を手にするも力をうまくコントロールできないでいた少年マイルス・モラレス。そんなさなか、何者かの手により歪められ、別の時空からまったく異なるスパイダーマンが現れモラレスと交流していくことになるのだが……。
全国63スクリーンでライブビューイングも行われるなか、それぞれの役柄のマイルス、グウェン、ピーター・パーカーのスーツアクターとともに登場した3人。
本作でマイルス役を演じた小野は「僕はずっとマーベル、スパイダーマン大好きで、、この場にいるのが本当に不思議です。。本来なら僕、きっとポップコーン食べながら客席にいたはずなんで(笑)!」と、感慨深げ。
宮野は自身が演じたピーター・パーカーへ「僕にしかできないスパイダーマン!」と、断言するほど出来に自信を見せ、「最初、かっこいいピーター・パーカー役だと思って喜んで台本を開いたら『あれ?これは??』と(笑)。実は、マイルスのいる次元ではなく、別次元からくるうだつの上がらない“おじさんピーター・パーカー”で。だから僕が呼ばれたのかと思いましたが(笑)」「きっと僕がぐうたらしたらこんな感じなのかなあと(笑)」と言ったかと思うと、実際に舞台に横になって“ぐうたら”している自分を再現し会場の笑い誘った。
女性スパイダーマン・グウェンを演じた悠木はといえば、「あまりにも私の普段のイメージと違うので、みなさんびっくりされるかもしれませんが。。。でも、とにかく私が1番つき合いたい、カッコイイ私好みの女にしました!みなさんと女の好みが一緒だと嬉しいです(笑)」「絶対好きになっちゃうよ!登場人物の中でいちばんのイケメンスパイダーマンです!」と、グウェンを猛アピールした。
これから映画を観る方達へ悠木は「私、普段『絶対面白いです!」とか言いたくないタイプなのですがでも『スパイダーマン:スパイダーバース』は『絶対面白いです!』って言っちゃうほど、本当に素晴らしい作品です!!!」と、普段言わないことを言わしめるほどだとハードルを上げれば、「あおちゃん(悠木の愛称)が、普段なかなか言わないことを言ってしまうように、本当に本当に素晴らしくて。とにかく、笑って泣けて勇気をもらえる作品です」と、宮野も続ける。
そして小野は「本当にずっとマーベル作品に出たかったので、夢が叶った瞬間です。“誰でもスパイダーマン”になれる、という素晴らしいメッセージが詰まった、まばたきができないような、素晴らしい作品だと思います。ぜひ思いっきり映画を体感して帰ってください!!」と、高い熱量でコメントを寄せていた。
アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は絶賛公開中!
■ほか日本語吹き替えキャスト
スパイダーマン・ノワール役:大塚明夫
スパイダー・ハム役:吉野裕行
ペニー・パーカー役:高橋李依
キングピン役:玄田哲章