お笑いトリオ『ロバート』秋山竜次(40)が14日、都内で行われた『佐賀県×ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル』コラボ記念イベントに出席した。
女性R&Bシンガー・UMBRELLA(アンブレラ)に扮して登場した秋山は、ダンサー2人を従え、『ミラー』『ストーン』『ショーケースボーイ』『別の会社に勤めた娘』など4曲を披露。「3曲を足しても1分を超えない」などと、軽妙トークで、観覧に訪れたお客さんたちを盛り上げた。
“アンブー”ことUMBRELLA(アンブレラ)は、佐賀県生まれの35歳。本名は笠井留衣で苗字の「笠井」から「UMBRELLA」と命名。“-(マイナス)7オクターブの歌姫”“佐賀生まれのアレサ・フランクリン”と言われ、地を這うような低音の魅力で、若者に絶大な人気を誇る。
実は、アンブーは、全国ツアー最終日の東京公演後に緊急入院。この日が復活ライブということで、“彼女”の大ファンという佐賀県知事・山口祥義氏が「復活おめでとー」と、花束を持って登場。「マイナス7オクターブ出てたよー!裏で歌を聴いて涙が出てきた。夜中まで聴いていたくなるような歌声」と、熱いエールを。
最後に知事がUMBRELLAに感謝の手紙をとりだすと、UMBRELLAは、「もう、そういうのやめてー」と、上を見あげ、涙を抑えるしぐさに観客たちは爆笑!もったいぶって封筒から取りだし、「UMBRELLAさんへ。今日はありがとうございました。これからも佐賀県を盛り上げてください。佐賀県知事・山口祥義」という短い手紙にズッコケ!
簡潔すぎるものだったが、UMBRELLAはすっかり感動した様子で涙ぐむ。最後に一言と、MCから促された知事は、なんと、「別の会社に勤めた娘」を歌う悪ノリ。これにUMBRELLAも、「こんなに歌う知事はいませんよ」というと、2人で即興のデュエット。初めて合わせたとは思えないほど、息ぴったりな歌声を披露した!
さらに、ライブが終わり、マスコミ向けのフォトセッションが始まると、UMBRELLAは超気持ちよかったのか、「フォトセッション、フォトセッション、いろんな奇抜なポーズをとってみるけど、結局翌朝の新聞に使われてるのは一番最初のシンプルなやつ」と、即興で歌い始める。そして彼女は去り際に、「今度『フォトセッション』というシングルを出します」と宣言すると、観客からは大きな拍手と歓声が湧いた。
同イベントは、佐賀県が情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、秋山が様々な分野の第一線で活躍する架空のクリエイターになりきる人気動画シリーズ「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」とコラボレーションしたのを記念したもの。
“佐賀県生まれのUMBRELLA”に扮した秋山が佐賀の思い出の地をめぐり、県民とふれあう様子や母校でサプライズライブを実施するが描かれている動画が7日より公開中。
タイトル:UMBRELLA(アンブレラ)(1)(R&B シンガー)-7オクターブの歌姫が母校でサプライズライブ!【ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル#48】
■ムービーストーリー
“アンブ”ことR&BシンガーのUMBRELLAは、23都市を回った全国ツアーの最終日・東京公演のアンコールを終え、舞台そでに下がったとたん、膝から崩れ落ちた。楽屋に担ぎ込まれ、そのまま緊急入院。しかし、大事にはいたらず、すぐに退院できたのは幸いだった。
数日後、彼女の姿は佐賀県にあった。幼少期を過ごした佐賀市内をあてどなく歩いていると、知らず知らず足は思い出の場所へと向かった。
次々と明かされる楽曲の秘話。『ショーケースボーイ』や『別の会社に勤めた娘』をはじめとした名曲の起源は佐賀にあった。 UMBRELLAの原点、佐賀は、R&Bであふれていた。
■佐賀県×クリエイターズ・ファイルコラボグッズの期間限定販売中
佐賀県特産品である有田焼とクリエイターズ・ファイルがコラボした醤油皿をはじめとするグッズを、銀座ロフト(東京都)および゙佐賀ロフト(佐賀県)に特設コーナーを設け、期間限定販売。また、銀座ロフトでは、コラボグッズに加えて焼豚ラーメンや小城羊羹などの県産品も特設コーナーで期間限定販売される。