お笑いトリオ『安田大サーカス』のクロちゃん(42)、モデルでパーソナルトレーナー・紅蘭(29)が25日、都内で『正しい美容医療クリニック選び啓蒙イベント』に登場した。
聖心美容クリニックが展開する、慎重な美容医療クリニック選びを推進するための啓蒙活動を発表するイベント。安い金額で広告が出ていたのに実際に施術を受けると高額だったといった悪徳美容医療クリニックの“醜い”実態を伝え、併せて美容医療クリニック選びの正しい判断基準を伝え被害に遭わないようにすることを目的としている。このためにWEBムービー『#RealUgly本当の醜さにメスを。』も制作した。
まずは、昨年12月に第1子女児を出産を出産し、初公の場となり、司会から祝福され「めちゃくちゃ幸せですよ」と、ニッコリで、「きょうも娘と一緒に来ていて、こうして仕事現場に娘と一緒に来ることができる環境に感謝していますし、それを支えてくれるスタッフにも感謝しています」と、しみじみ語った。
スタイルは産後約4ヶ月とは思えないほどスラリとしたもの。これに紅蘭は「体重は戻りましたけど、体型が戻ってないんです。おなかのたるみが難しいですね。おなかが柔らか良いので、腹筋ですね」と、気になっているそう。
父の草刈正雄(66)の反応については、「病院から里帰りで帰ったときに、号泣していて、私にハグして『頑張ったね』と言ってくれて、2人して泣いてました。いまはかわいくてしょうがないんでしょうね」と、孫バカぶりが浮かんでくるようなエピソードを披露。しかも、紅蘭は「父はめちゃくちゃ変わりました。人が変わりすぎて私自身ビックリしました!これまで全然動かない性格だったんですけど、孫ができたらテキパキ動くようになりました」と、変化ももたらしたそうだ。
話が悪徳美容クリニックに戻って、紅蘭は「クリニックに来るのって、コンプレックスがあったりとか、内気というか悩み相談とかをしたいと思って来るとも思うんですよ。その弱い部分を見せたところに浸け込んで来るって最低ですよね」と、実感を。
そんな紅蘭も悪徳美容クリニックの手口を会場で体験。クロちゃんが悪徳美容クリニック医院長でムービーのために制作された化物のような姿の人形・Dr.Beastに声を当てるという形で、紅蘭が妊娠線に悩んで相談するという設定で進で展開。妊娠線のことから、言葉巧みに顔のたるみなどの施術まで勧められ、まくしたてられる姿を実演。紅蘭は「やっぱり断りづらいですね」というと、聖心美容クリニック統括院長の鎌倉達郎氏からは「特殊とか最高とか具体的な話が何もない」「不都合な話になると耳を閉ざす」といった例も挙げていた。
その後トークパートへ。自分がここは醜くならない部分を問われたクロちゃんは、「人に優しくというのは思っています。おじいちゃんとかお婆ちゃんとか、道で困っている時に、話しかけたりするし。心だけは純粋さをなくしたくないですね」と、話すと紅蘭は「本当ですか!?」と、半信半疑といった様子。
クロちゃんといえば、ネットでも“嘘つき”“クズ”などの声もあるだけに、その紅蘭の視線もやむなしといった感じだが、これにクロちゃんは、「そんなことないから!素直なんだから!隠しカメラも普段の生活に当たり前にされていて、それをオンエアされて、人から『番組でやってるよ』と言われて、知らないうちに、自分の通常のところがオンエアされてお金が入ってくる……意味がわからないですよ!素直でやっているつもりなので、10年前からこの感じでやってて、好きなことは好き、嫌いなことは嫌いという感じで」と、必死の説明をしていた。
隣に幸せそうな紅蘭がいるということで、クロちゃんにも結婚などはないかと振られたが、願望はあるそうで、「ギャルが好きなんで、本当にギャルと結婚しようと思います!付き合ったら絶対結婚するから!」と、前のめり気味に話し、「この仕事してなかったら子供関係の仕事をしていたと思います。早く子供が欲しい!」とも。
クロちゃんといえば大相撲・関脇の貴景勝関から好かれており貴景勝関のリクエストで番組共演したこともあるということで、「僕も貴景勝にあやかって人気者になりたい!お笑い界の大関になるように頑張りたい!女性は押し切りたい!」と、相撲にかけて意気込んでいた。