女優・浜辺美波、高杉真宙、森川葵、池田エライザ、矢本悠馬、宮沢氷魚、福原遥、伊藤万理華、松田るか、中村ゆりか、三戸なつめ、柳美稀、小野寺晃良が11日、東京・イイノホールで『映画 賭ケグルイ』(監督:英勉/配給:ギャガ)完成披露試写会を英監督とともに開いた。
月刊『ガンガン JOKER』(スクウェア・エニックス)で連載中でシリーズ累計500万部突破のヒット漫画『賭ケグルイ』。ギャンブルが強い者が上の階級に行ける、有力者の子女が多数通う私立百花王(ひゃっかおう)学園を舞台に、リスクを負うことに快感を覚える“賭ケグルイ”な謎多き主人公・蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)と、敵対する者たちとのギャンブルが描かれる。現在、ドラマ Season2が放送中だが、本映画は原作者・河本ほむら氏が原案・監修を務めた完全オリジナルストーリーで展開する。
総勢13人のキャスト陣が客席を縫って登場し、歓声に沸き返るなかイベントはスタート。浜辺は作品のポイントへ「オリジナルの脚本なので、誰が勝負を制するか分からないと思います。みなさんドキドキして楽しんでもらえたら」と、オリジナルの結末が用意されていることを挙げる。
さらに、見どころとして浜辺は「脚本を知っている私が笑っちゃうシーンが多くて。その脚本から、膨らませて映画になっているなと思います。想像をたくさん超えてくる映画だなと思います!」と、アピールもした。
13人がコメントするためほかのキャストがトークしているときにも、森川と浜辺が何度も楽しげに談笑する“イチャイチャぶり”を見せたり、いきなり振られた高杉がしどろもどろに話をして池田に、「話聞いてた?」と、イジられることも。
そんななか英監督へは「続編がある?」との質問が寄せられ、英監督は思わせぶりに後ろの大スクリーンを指さして13人にドッキリを仕掛けた後、「プロデューサーたちは、賭ケグルイたがっています。いまがチャンスで、この作品がヒットすれば。続きのお話があれば10年やります。同じキャストで。そういうキャストをそろえてます」と、高らかに宣言。これに矢本が反応し、「40歳超えるし、俺もうすぐガキ生まれるんすよ!『父ちゃん何歳って!?』って言われると……」と、制服姿であることを嘆き会場中を爆笑させていた。
イベント後半には、「この中で駆け引きが最もうまいと思う人は?」などの質問をしてそのキャストを指さすという企画が開催。その中で、「もっとも勝負強いと思う人は?」という問いかけに、浜辺は森川を、森川は浜辺を指名。これに森川は「周りがどんな芝居をしても、綺麗に持っていく強さがあるんです」と浜辺を評すると、逆に浜辺も、「本番でぶっこむ度合いがあって、知らないところでカメラ目線していたりとかして、リハーサルでしていないのに本番で1発で持っていくことが多いんです。このコンビ感が良いのかなって思います」と、“相思相愛”ぶりを見せる。
ちなみに、池田もこの質問で浜辺を指名。「じゃんけんに負けるイメージがないし、想像がつかない。ニコニコしながら勝ち続けていくイメージがある」と、言ったため実際に浜辺とじゃんけんをすることとなったが、浜辺はあっさりと負けてしまい、「ここは勝ってくださいよ~」とツッコんで、笑いを誘っていた。
さらに、この中で、もっとも「勝負弱そう」と思うのは?という問いは満場一致で高杉。矢本が、「本番始まるとすごくイケメンになるんですけど、寝起きは弱そうなんです」と証言したり、松田は「指しとけみたいな雰囲気がありましたけど、それをちゃんと受けていたので器が広いと思いますよ」。英監督は、「本番までちゃんとセリフを覚えてくるし、噛まないし、全部もっていく強さがあるんですよ」と、しっかりフォローし、これには高杉も照れ笑いだった。
『映画 賭ケグルイ』は5月3日より全国公開!
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