女優・前田敦子(27)が23日、都内で主演映画『旅のおわり世界のはじまり』(監督:黒沢清/配給:東京テアトル)公開記念ウズベキスタン共和国敢行大使就任イベントに登壇。前田は今年3月の出産後初公の場となり、幸せそうな姿を見せた。
日本とウズベキスタン両国の国際共同製作作品。“舞台で歌う”という
夢への情熱を胸に秘めたテレビリポーター・葉子(前田)が、番組のクルーと取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国でのさまざまな出会いによって成長していく姿を描いている。前田のほか、加瀬亮、染谷将太、柄本時生ら豪華俳優陣が出演していたり、前田は本作でエディット・ピアフの名曲『愛の讃歌』の歌唱にも挑戦している。
オリエンタル青いドレス姿で登場した前田は、ウズベキスタン共和国から正式オファーにより観光大使に就任。この理由へロケ中に前田がウズベキスタンを好きになり、そこで出会ったウズベキスタンの方々も前田のことを好きになったということで「観光大使にふさわしい方はほかにいない」とのことからで、前田は「とても嬉しいです」と、ニッコリ。
続けて、ウズベキスタン共和国副首相アジズ・アブドハキーモフ氏からビデオメッセージが寄せられたが、アブドハキーモフ氏は前田が今年3月4日に夫・勝地涼との間に第1子男児出産したことをお祝いし、「子育て大変だと思いますが……」と、コメントがあった際には大きくうなずき、「ありがとうございます!アブドハキーモフさんもビックリしているのではないかと思います」と、はにかむように笑った。ちなみに、前田によるとアブドハキーモフ氏からは「素敵なノートを頂いて、日記に使っています。その後に、妊娠、出産したのでそのことを書いています」と、プレゼントされたエピソードも披露していた。
話題が映画の方向へ。撮影中、「いろんなところに行かせてもらって。移動日は最高で片道7、8時間バスに揺られていたんです。どんどん景色が変わっていくので、みんなで楽しんでました」と、景色に感動したという前田。
そのなかで、印象的だった都市へ、「女の子たちが喜ぶなというのはサマルカンドですね。景色がすごくカワイイんです!撮休の日に女性スタッフさんたちとお買い物に行きました。アクセサリーがかわいくて、すごいデザインのものがたくさん売っているんですけど、日本だと高いものがお手頃の値段で買えるんです!」と、買い物を楽しんだり「あと食べ物もおいしくて」と、オススメ。さらに、サマルカンド以外でも景色が良かったようで、「綺麗でわーって(笑)。どこで撮影してもインスタ映えするなって」と、興奮したそうだ。
そしてウズベキスタンへ「こんなに素敵な場所があったんだと思いました。日本の方たちは好きだと思います。日本語をしゃべれる方もいっぱいいて、日本語ペラペラで、興味持ってくれているの嬉しかったですね。すごい素敵な交流ができたなと思います。映画を通して、観光大使という素敵なお役目も頂けたので、ますますウズベキスタンの良さを伝えられたら。映画を観て頂けたら、ウズベキスタンが素敵な場所だと感じてもらえると思います!」と、しっかりアピールしていた。
映画『旅のおわり世界のはじまり』は6月14日よりテアトル新宿ほか全国公開!