俳優・千葉雄大(30)が24日、東京・品川のグランドプリンス高輪 貴賓館で『“ファンタビ”一日魔法大臣』就任式イベントに登場した。
『ハリーポッター』シリーズの世界観で展開されている“ファンタビ”の略称で親しまれている映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のブルーレイ&DVD/デジタル配信リリースを記念したもの。千葉が就任する魔法大臣とは、『ハリーポッター』シリーズや『ファンタビ』シリーズで重要な役割を果たす政府機関・魔法界のトップとなっている。千葉は『ハリー・ポッター』世代で、公開当時には劇中の“呪文”を覚えるほど好きだったということと、動物が大好きということで、魔法と魔法動物であふれる“ファンタビ”の世界にぴったり!ということでこのたび就任となった。ちなみに、会場は映画の舞台が1920年代ということで、その年代に建てられたということで選ばれており、雰囲気満点ななかでのものとなった。
スラリとしたシルエットが分かるグレーチェックのスーツ姿で現れた千葉は、「作品の衣装みたいで、身が引き締まるような気持ちです」と、気持ちを。司会から“大臣”と声をかけられ、はにかみ笑いを見せつつ、「1日きりではありますが、魅力を存分にお届けできるように」と、意気込んだ。
「『ハリー・ポッター』シリーズは全部観ましたね。ハリーたちと一緒に成長してきた感じです。1作目は小学校のころ観ていて、いまこんなふうになるとは思いませんでした」と、感慨深げな千葉は「使ってみたい呪文があるんです」と、おもむろにスーツの内ポケットから作品の主人公・ニュートが使っていた魔法の杖を取り出す。さらに、「使ってみたい魔法があるんです」と、作品中で守護霊を呼び出す“エクスペクト・パトローナム”をさまざまなポーズをとりながら唱え「僕の守護霊は柴犬なんですけどね」と、お茶目さを見せていた。
続けて、出演キャストの魅力についてトークしたが、悲劇の宿命を背負った役柄はどうかと振られ、「やってみたいです。いままで振り返ってあまりやってこなかった役柄なので」と、憧れも見せていた。
ほかにも、ニュートのペットである魔法動物ピケットが胸ポケットに入っていたが、楽屋でピケットとおしゃべりしていたといい、どんなふうにしゃべっていたのかと聞くと、千葉は「僕の闇の部分見ます?」と、おどけつつ実演して笑いを誘ったり、現在イモリを飼っているという千葉は「一時期は10匹くらい飼っていて、全部“イモちゃん”と名前をつけていました」と、動物好きの一面を遺憾なく発揮していた。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ブルーレイ&DVDはワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントより24日から発売・レンタル開始!