『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』(配給:東映)製作会見が22日、都内ホテルで開かれコウ/リュウソウレッド役の一ノ瀬颯、メルト/リュウソウブルー役の綱啓永、アスナ/リュウソウピンク役の尾碕真花、トワ/リュウソウグリーン役の小原唯和、バンバ/リュウソウブラック役の岸田タツヤ、カナロ/リュウソウゴールド役の兵頭功海、龍井うい役の金城茉奈、龍井尚久役の吹越満、上堀内佳寿也監督、劇場版ゲストの佐野史郎、北原里英が登壇した。
“恐竜”と“騎士”をモチーフにしたスーパー戦隊シリーズ第43作『騎士竜戦隊リュウソウジャー』。古代から地球を守り続けてきたリュウソウ族の騎士・リュウソウジャーが、相棒の恐竜=騎士竜たちとともに映画館で大暴れする。同時公開で『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(オーヴァー・クォーツァー)』も上映されることが発表となった。
キャラクター衣装で登壇したキャスト陣。一ノ瀬は、ここまで3ヶ月TVドラマも演じ続けているということで「ドラマとさほど違っていないと思います」と、勢いよく切り出したが、その後緊張からかしどろもどろになる初々しさ全開で、全員が温かい目で見守るなかでのものとなり、「壮大なスケールの中で迫力満点の戦闘シーン、僕たちの魅力が詰まっていると思います。壮絶なシーンもあります」と、アピールした。
尾碕は「5人で1つの敵に向かっていくシーン」をオススメし、自身としては、「表情だったり新たな感情が見えるのでそこを頑張りました」とアピール。小幡も、「トワが熱い気持ちで叫んでいて、普段のTV版で見られないようなシーンがあります」と、感情の部分に違いがあるようだった。
金城演じるういといえば、劇中で動画サイト『ういちゃんねる』を配信している設定だが、その動画中に「(兵藤が)女の子を口説いていた」と言い出し、兵藤は「現実では口説いてないです!」と、“釈明”することも。
そんななか、吹越は、「傷跡を残したい」といい関係者上層部が「龍井尚久をメインにしろというくらいの気持ちでやっています。潰されないように頑張ってください」と、若手キャストに檄を飛ばして笑いを誘ったり、金城へ、「リハーサルでも本域でやっていて、でも本番ではNGが多いんです。たっだ、それが嫌なNGじゃない。僕はそういうふうにぶつかってこなかったので、羨ましくてそのまま行ってほしい」と、背中を押すこともあった。
佐野は今回の出演へ「東映さんの特撮シリーズに3度目の出演で嬉しく思っています。子供の頃からこういう世界が大好きで、子供の頃から悪役が好きで、悪役に感情移入する子供だったんです。その集大成的な感じです」と、感無量という感じで、「アクションやCGの使い方に目が行きそうですけど、監督の俳優に対する、妥協なきご指導がありました。僕も何十年か俳優をやってますけど、久しくここまで俳優を導いてくれる方がいなかったので嬉しかったです」と、演技指導にも満足だったよう。
さらに佐野は「一ノ瀬さんは監督の厳しい司令にも立ち向かっていく姿に胸打たれました。ほかのみなさんも同様です」と、若手キャストへ温かい目を向けていた。
一方の北原は今回の起用が決まったときのことへ、「小さい頃から憧れだったスーパー戦隊シリーズですので本当に嬉しかったです」と、笑みを見せつつ、もし次に出演があったら「今回、この映画で変身しないんですよ。なので機会があったら変身したいなと思っています」と、願望も語っていた。
『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』と『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』は7月26日より全国公開!