アイドルグループ「Kis-My-Ft2」の玉森裕太(29)が1日、東京・丸の内ピカデリーで主演映画『パラレルワールド・ラブストーリー』(監督:森隆義/配給:松竹)公開記念舞台あいさつを女優・吉岡里帆(26)、俳優・染谷将太(26)、森監督とともに開いた。
原作は作家・東野圭吾氏の大人気同名小説。2つの世界<パラレルワールド>に迷い込んだ玉森演じる青年が、真実の世界を追い求める謎解きミステリー。
朝早くからの上映後の舞台あいさつだったため、登壇した玉森は「おはようございますなのか、こんにちはかな?こんにちは~」と挨拶。「ずっとこの(公開の)時を待っていましたので、やっとか、という気持ちです」と、待ちに待っていたという様子。
撮影の思い出では、家に飾る写真を公園に撮りに行ったことを挙げた玉森は、「そこの公園にあった大きな滑り台で監督が子どもたちの誰よりも楽しそうに滑っている姿は凄く衝撃!監督がめっちゃ笑顔で滑っていたのが記憶に残っています」といい、森監督は「実は後日、家族を連れてまた行きました」と相当に気に入っていたことを告白し、笑いを誘った。
一方、吉岡はプロモーション活動でバラエティ番組に出演したことが印象的だったようで、「『キャイ~ン』のウド鈴木さんと一緒にタヌキのコスプレをしている玉森さんを見た時は(映画ではシリアスだったので)同じ人に見えなかった。耳やしっぽをつけて、小ネタをやってくれた」と驚いたのだとか。玉森は「ああいう仕事もやらなきゃいけないんですよね~。あ、めっちゃ楽しんでやってます」と笑顔で話していた。
また最近、解けなくて困っている問題について玉森は、「家で物を無くしたのに、絶対に見つからない」と苦笑い。「家で絶対になくしたのに……この間はスリッパをなくしました。すぐに出てほしいんですよね~。(スリッパは)デニムの上にのっかってました」と、リアルな悩み事を語っていた。
イベントでは2つの世界にかけて赤青2色のくす玉で公開をお祝い。司会者から「玉森さんの“玉”にかけて…」と紹介されたことが気になったのか、「“玉”にかけたんですか?」と確認することも。さらに原作者である東野氏からサプライズで玉森へ手紙が。「主人公の内面は私が創作したキャラクターの中でも飛び抜けて複雑。引き受けてくれたことに感謝し敬意を評します」と言われ、「本当に嬉しいです。光栄です」と喜んでいた。
映画『パラレルワールド・ラブストーリー』は絶賛公開中!