俳優・福士蒼汰が22日、東京・丸の内ピカデリーで映画『ザ・ファブル』(監督:江口カン/配給:松竹)公開記念舞台あいさつを主演で『V6』岡田准一、女優・木村文乃、山本美月、柳楽優弥、向井理、安田顕、宮川大輔、佐藤浩市、江口カン監督とともに開いた。
週刊ヤングマガジン連載中で、単行本累計部数400万部突破、2017年度講談社漫画賞<一般部門>を受賞したコミックスが映画化。どんな相手でも6秒以内に殺す“ファブル(寓話)”と呼ばれる殺し屋(岡田)が仕事のしすぎのたためボス(佐藤)から「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」と告げられる。佐藤アキラと偽名を浸かって相棒のヨウコ(木村)と一緒に一般社会に溶け込もうとするのだが、ファブルを狙う裏組織や助けを求める者たちが次々と現れてしまう……。福士はファブルを執拗に追い詰めていく殺し屋のフード役を演じた。
福士は作品にかけ普通じゃない人は誰かという質問に「やっぱり准一さんじゃないですか?」と名前呼び。すると岡田は嬉しそうに「とうとう後輩に准一さんって呼ばれるようになって」と、笑みが漏れる。「やっぱり異常というか……壁をあんなにスムーズに上れる人はいないですし、お酒を飲ませて頂いているときも、あまりテンションが上がらずに、日本酒を武士みたいに飲んでいるという姿をずっと見ているんです」といい、これに岡田は「辛口一献!」とぐいのみを飲み干す仕草まで入れたが「ちょっと何言ってんだろう……大失敗をしてしまった。なんか言わなきゃと思ったら『辛口一献』が出てしまって」と、照れ笑い。
さらに福士は、岡田がジークンドーの免許を持っているということで、「師範の免許をとられていて、並大抵の人はできない」というと、岡田は小声で「頑張ります。達人目指します」と言ったが、こちらも不発で連続すべって逆に笑いを誘っていた。
一方、佐藤は「座長がミスターストイックだと現場が大変だろうなって。一緒のアクションシーンがなかったから良かった」と、ズバリと切り込んだことを言うと福士は「僕はそれに燃えるタイプなので火をくべる感じでしたよ」と、闘志を燃やす一幕もあった。
映画『ザ・ファブル』は全国公開中!