海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章』ジャパンプレミアが17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれるブラン・スターク役のアイザック・ヘンプステッド=ライト、ブラン役の吹き替えを務める声優・福山潤、さらにスペシャルゲストとしてタレント・安田美沙子が登壇した。
ジョージ・R・R・マーティンのベストセラー小説『氷と炎の歌』が原作。架空の王国を舞台に複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを壮大なスケールで繰り広げ、世界を釘付けにしているスペクタクル巨編ドラマとなる。
まずは、今年5月に第1子男児出産後初イベントとなった安田。中世をイメージしたという純白のロングドレスに高いヒールを合わせて登場。久々のイベントとあって、少しつまずいてしまうなかでのものとなったが、作品について、「英語が好きで観始めたんですけど、主人と毎晩夜中の3時まで観ています。赤ちゃんが起きることが夜中にあって、起きているので意外と楽で」と、子育てにも役立っているのだとか。
続けてアイザックが登壇し、「コンニチハ!アリガトウ!!」と、日本語であいさつし笑みを浮かべる。安田は、11歳から本作に出演しているそんなアイザックへ、「最初女の子かと思ったんです主人とカワイイ!カワイイ!と言ってて。背もこんなに高かったんですね」と、見上げながらコメントを寄せ、プレゼントとして作品をイメージしたかき氷をプレゼントした。
ドラマは7年目に突入しているが、7年間という時間についてのトークとなると安田は、「結婚もして出産もしたことですね」としみじみで、ママになってみて「出産を終えて、病院から帰るときに世界が変わって見えるというんですけど、いろんな世界観が変わったなっていうのを感じていますね。大変なこともあるけど、楽しいこともあって、日々かわいくてしょうがないですね」と、愛息への思いを語った。
そして、福山が「吹き替えキャストの代表として登壇させて頂きましたが、会場にはほかのキャストの方もいらしていて」と、恐縮気味に登場。本作へは第6章のブランが青年期に突入してからの吹き替えを担当しているが、役に決まったときのことへ「『ゲーム・オブ・スローンズ』は役に決まる前から観ていたので嬉しいですよね」と、喜んでいたそうで、「吹き替えも光栄ですが、ご本人に会えたのも光栄です」と、ニッコリ。
これにアイザックは「シュールな現実的ですが、嬉しいです」と、返していたが、福山が声を当てた吹替版の一部が上映されると、「僕は日本語がうまいという気持ちになってきました。僕は日本語は分からないですけど、どういう気持ちで言っているのかは分かりましたよ。吹替版にハマりました」と絶賛で、福山も「ありがとうございます!」と、胸をなでおろしていた。
そして福山は、「映像美や音楽美が素晴らしくて、その根底にはそれぞれの人物が苛烈な時代で生きている人間ドラマも魅力かなと思います」と、挙げていた。
終了後には安田の囲み会見が開かれ、報道陣から出産への祝福をするとともに、スレンダーな体型についての質問も殺到。「妊娠したときに12キロぐらい増えて、あと1キロで元に戻ります。途中、戻ることもあったんですけど、きょうはイベントあるしドレスあるしというので。ヒールも10ヶ月はいてなくて、こけそうになって」と、体をしぼっている最中だそうだ。
また、安田の妊娠中に夫・下鳥直之氏が不倫報道があったことを踏まえて「いろいろありましたか?」との声が飛ぶと、「いまはもう円満ですね。逆に仲も深まったし、毎晩『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ています。イクメンしてますね。きょうも朝早く出るからお願いって言って」と、最近の関係を話す。この日は左手薬指に指輪も光っていたが、「外そうと思ったんですけど、外したらなんか言われるので」と、苦笑い。先日には俳優・渡辺謙が不倫報道を認める謝罪会見を開いたことへ、「あるあるなんだなって思っています」と、コメントも寄せていた。
海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』はBS10スターチャンネルにて毎週月曜午前10時~ほか<日本独占>最速放送!