声優・寺島惇太、お笑いコンビ『ハライチ』の岩井勇気が11日、東京・新宿の東京アニメセンター in DNPプラザで『華京院学園オープンキャンパス プリズムスタァミュージアム』プレス向け発表会に登場した。
“キンプリ”の略称でも親しまれているアニメ『KING OF PRISM(キング・オブ・プリズム)』シリーズに登場するキャラクターたちの展示や250点以上の歴代イラスト、グッズなど、貴重な資料を多数展示するアーカイブセンター『プリズムスタァミュージアム』を12日から8月25日まで開催。期間中に計3回の入れ替えも行われる。寺島は主人公・一条シン役を、岩井は作品のファンということでゲストとなった。
2人とも『KING OF PRISM』内のプリズムスター養成学校・エーデルローズの制服姿で登場。岩井は「キンプリの沼にズブズブにはまっておりますハライチの岩井です」とあいさつするだけあり、制服へ「こんな俺にあつらえたくらいのサイズで」と、声を弾ませる。寺島はイベントなどで何回か着てるのではと問われると、「初めてです(笑)。1番スタンダードのタイプは着たことなくて」と、新鮮な気持ちだそうだが「痩せようと思いました」と、苦笑いも。
先月まで、『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』も放送されていたが、寺島は「ツイッターのトレンドに、特徴的なワードが入っていて、最後まで盛り上げて頂いて駆け抜けたなって」と、ファンたちに感謝したり、岩井は「TVシリーズ観るとキャラクター全員の過去が分かるんで、ここから沼にハマっていくんじゃないかなと」と、あらためてオススメしていた。
企画展をめぐってみて、作品の場面カットにあふれた場所へは、寺島は「だんだん麻痺ってくるんですけど、いきなりふんどしで、ウチワとか(笑)。1枚でそのシーンで言ってたセリフを思い出しますね。時系列を置いながら見られるのがいいなって」と、しみじみで岩井は、「肌色のシーン多いなって」と、感想を寄せることも。
原画へは、寺島は「絵が綺麗だなと思っていたんですけど、原画を見ると、書き込まれているんだなって」と、感動したそうで、岩井も「こんなに線が少なく綺麗に描けるなって。入れ替わったときに何が来るのか楽しみにしているんですよね」と、大きくうなずいていた。
さらに、2人とも気になったのは『誓いの場』という展示。岩井は「この場所こそキンプリという感じですよね。この空間に入ったときにキンプリを初めて観た時の気持ちを思い出しました。なんにも知らない人をここに連れて来たい!」と、初心に返る場所だそうで寺島は「はじめのシンくんみたいに『なんだここは!』ってなるかもしれません(笑)」と、アピールしていた。
そこから寺島がこれまでのキンプリの歩みを振り返ることもあり、寺島は「初めて劇場版が公開されたときに、キンプリコーナーどこだって感じだったんですけど、3年経つとこんなに増えるんだって、のし上がっていった感がすごいですよね」と、実感のこもったコメントをすることもあった。
全体的には寺島は「僕、雑誌とかグッズとか『KING OF PRISM』の絵を見る機会が多いんですけど、こんな案件多かったんだっていうのがあって。キンプリってこの数年でいろんな柄が出ているから、貴重ですよね。ファンの人も漏れてたとか、こんな絵あったんだと確認できると思います」と、アピールし、岩井も「1枚だけでも1話を想像できますよ!」と、呼びかけていた。
ほかにも、可食インクで作られたラテアートを飲んで舌鼓を打ったり、リムジンで行く聖地巡礼ツアーのコースなどの話で楽しみつつ、寺島から「いままでキンプリは3、4年ほどかけて、いろんな展開をしてきました。その歴史が詰め込まれています。最新作からプリズムの煌めきを摂取して、プリズムスタァになろとう思った方には振り返るいい機会になると思いますし、プリティーリズム時代から応援されている方は、自分たちが過ごしてきた、思い出を過ごすミュージアムになってます。プリズムは枯渇した状態で再びいきなり浴びるとビックリすると思うので、定期的に摂取し続けておいて頂いて、今後のキンプリの展開に備えて頂ければ」と、思いとともに伝えていた。
『華京院学園オープンキャンパスプリズムスタァミュージアム』は7月12日から8月25日まで東京アニメセンターin DNPプラザにて!午前11時~午後8時に開催で、毎週火曜日は休業。入場料は1000円となる。