吉本興業は、振り込め詐欺グループのパーティーに会社を通さない「闇営業」で参加し、謹慎中のお笑いコンビ『雨上がり決死隊』の宮迫博之(49)とのマネジメント契約を19日付けで解消することをホームページで発表した。
以下、全文
宮迫博之(雨上がり決死隊)、マネジメント契約解消のご報告
2019年7月19日
弊社所属の宮迫博之(雨上がり決死隊)について、本日 7 月 19 日(金)付で、マネジメント契約を解消しましたので報告いたします。
宮迫博之は、既に報道されている反社会的勢力の主催する会合に出席していた件により謹慎中でしたが、弊社といたしましては、諸般の事情を考慮し、今後の宮迫博之とのマネジメントの継続に重大な支障が生じたと判断し、上記決定に至りました。
多くのファンのみなさま、関係各位に多大なるご迷惑ご心配をお掛けしておりますことを重ね重ね深くお詫び申し上げます。
宮迫は、6月7日に発売された写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)で、お笑いコンビ『カラテカ』の入江慎也(すでに契約解消)が仲介した詐欺グループの忘年会に参加したことが報じられ、謹慎の処分を受けていた。
当初は、「相手が反社会勢力だったことは報道で初めて知り、つながっていた事実はない」と釈明し、謝罪。金銭については、「もらっていない」などとしたが、後日、報酬として100万円を受け取っていたことが判明。
7月13日に、吉本興業は、闇営業で取得した収入について税務修正申告を行い、「宮迫博之、田村亮については、自ら寄付先を選定し、本日までに公益社団法人全国被害者支援ネットワーク様に自ら寄付いたしました」と、ホームページで報告した。
また、情報トークバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系、月~金曜日・午前11時55分~)によると、一部報道で「会見予定」と報じられたことについて、吉本興業は「会見の予定はございません」と否定したと伝えた。
なお、宮迫に関しては、7月19日発売の写真週刊誌『フライデー』(講談社)で、『宮迫博之、半グレ金塊強奪犯とギャラのみ「現場写真」』と題した、新たな疑惑が報じられている。