アイドルグループ『V6』内ユニットで“トニセン”の愛称でも親しまれる『20th Century』の坂本昌行(48)、長野博(46)、井ノ原快彦(43)が27日、東京・新大久保のグローブ座でTWENTIETH TRYANGLE TOUR vol.2『カノトイハナサガモノラ』(脚本・演出:御徒町凧)公開ゲネプロを開催。終演後の囲み会見では今月9日に亡くなったジャニーズ事務所社長で“ジャニーさん”の愛称で親しまれたジャニー喜多川さん(享年87)の思い出を語る一幕があった。
今回の公演タイトルにも入っている“TWENTIETH TRYANGLE TOUR”(TTT)は実はジャニーさんが名付け親。3人を代表して名前をつける依頼の電話をしたという井ノ原は当時のことへ「『素晴らしい!40超えたらできないよ仲間でいられて本当に素晴らしいよ』と言ってくれたんですけど、一向に名前を言ってくれなくて(笑)」という状態だったのだとか。「決めたくないんでしょう。責任持てないんでしょうと思ったんですけど、次の日に興奮しながら『TTTだよ!TWENTIETH TRYANGLE TOUR!』って」と、懐かしげに振り返る。
そんなジャニーさんへ井ノ原は、本作で3人がソウル・ターミナルという場所が舞台となっているだけに、「いまはソウル・ターミナルにいるんじゃないかなって」と言ったり、「もしかしたらいまは新大久保の駅前でタピオカドリンク飲んでるのかも」と、思い浮かべる。そこで記者から「舞台を見守っていたかもしれませんよ」と伝えられると、井ノ原は「じゃあこれからダメ出しに来ますね」と、ジャニーさんの人柄を感じさせるコメントも。
ジャニーさんというと、面接の際にもさまざまな逸話が残っているが、坂本は「面接のときに、その場にいた男の人に『社長はいつくるんですか?』と聞いたことがあって。その人がジャニーさんだったのは1ヶ月後に気づきました」という。一方、長野は「僕のオーディションのときは最初から名乗って『来週から来ちゃいなよ!』と言われて。それで受かったのかどうか分からないけど、次の週に行きました」とも。
井ノ原は小学生時代に遊んでもらったことを思い出し、「アイススケートととかボウリングをしたりして、『アイススケートは20年ぶりだよ』って言ってましたけど、1分間くらい目を離したらお尻がすごく濡れていて、転んだんだろうなって」という話や「地元のスーパーの屋上に20分100円でやれるトランポリンがあって、20分して切れちゃったら『ジャニーさん100円入れて!』って社長にお願いしたりして。小銭はいっぱい持ってましたから、ジュニアの子どもたちが何か食べたいと言ったらお金をくれたりして、小銭をいっぱい持っている印象です」と、楽しげに話していた。
TWENTIETH TRYANGLE TOUR vol.2『カノトイハナサガモノラ』東京公演は27日から8月20日まで東京グローブ座にて、北九州公演は8月30日から9月1日まで北九州芸術劇場 大ホールにて、大阪公演は9月7日から10日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演!
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