俳優・奥野壮(18)、一ノ瀬颯(22)が6日、東京・新宿バルト9で『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』(ともに配給:東映)大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。
7月26日より上映されている夏映画の2作が50万人動員するほどの大ヒットを記念し、『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』を常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ役で主演した奥野と、『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』をコウ/リュウソウレッド役で主演した一ノ瀬がファンにお礼のあいさつに立つ。
家族連れなど満員の会場を見渡し奥野は「これから観る方もそうですけど、こうやってたくさんの方に観て頂けるのは感謝ですね」と、万感で、一ノ瀬は「超感謝、感謝を超えちゃったというくらいです」と、コメントしたが、奥野はコメントが物足りなかったのか「もう少し頑張ろう(笑)」と促すと、一ノ瀬も「この場に立てていることが嬉しいです」と、もう一言付け加えることも。
公開してからすでに1週間以上が経ち周囲からも反響が返ってきているそうで、奥野は、「母親から『観たよ!こんなに1年間で壮が成長した姿を観れて嬉しい』と言ってくれたのは嬉しかったです」と、親孝行になったようで、「1番の感謝するべき人にそういう姿を見せられて嬉しかったんです」と、しみじみ。
一方、一ノ瀬も「僕もエゴサーチをして調べたりするんです。そこで、ありがたい声を頂いていて。こんなに成長したんだと言ってくださった人がいて、本当に嬉しかったです」と、見守ってくれている方たちへお礼のメッセージを寄せた。
そんな2人にとって、自身が演じている役とはとの問いかけも。奥野は、「自分の中で間違いなく大きな存在になっています。ソウゴの言動が理解できないことがあって理解しようとして、役者として悩まされたことも多かったですけど、それも価値のある時間になりました。これからの長い役者人生の中で土台となる、大事な役です」と言い切り、一ノ瀬も「僕を成長させてくれた役です。最初は緊張もしましたが、みんなの前でポジティブに明るく話すことを教えてくれました。この役は一生忘れられない役になるなって思っています」と、胸の内を明かした。
イベントでは『ジオウ』のキャスト陣から押田岳、大幡しえり、渡辺圭佑が、『リュウソウジャー』のキャスト陣から綱啓永、尾碕真花、小原唯和、岸田タツヤ、兵頭功海がVTRで、奥野と一ノ瀬の秘密を次々と暴露。奥野は寝ると起こそうとしてもなかなか起きないということが明かされ、「やめてよ~!うるさいよ~!」と、恥ずかしさのあまりその場にしゃがみこんでしまう。一ノ瀬へは普段、声が小さいそうで、「大きくしようと思うんですけど聞かれないからいいかと思うくらいの声で話しちゃうんです。これを機に頑張ります」と、気持ちあらた。
そんな暴露もあったが、押田は奥野へ「他人を巻き込んでいく力を持っていると思う。ジオウの先輩ライダーの方々が戻ってきて、壮のために何かしてあげたいという気持ちになるのは主演にふさわしい」といい、大幡も「物怖じしないし、堂々としている」とコメントし、渡辺も「好青年!」と、高評価。
いい雰囲気で終わるかと思いきや、映像の最後には押田、大幡、渡邊の3人で声を合わせて「一ノ瀬くん頑張って!」と、ここで一ノ瀬の応援と斜め上のコメントに奥野も「おい!」と、がっくり。「途中まですごくいいこと言われている気がしていたのに……犯人は渡辺圭佑ですね」と、笑いつつ、「1年間一緒に頑張ってきた仲間なのでこれから先も仲良くしていきたいな」と、こうしてイジってくれる仲間を信頼している様子を見せていた。
その後、記念撮影の前には、なぜか2人で指を絡めてダンスするような仕草を見せるなど、2人の仲の良さが作品を超えて結ばれている様子を見せていた。
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』は絶賛公開中!