映画『ライオン・キング』(監督:ジョン・ファヴロー/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)大ヒット記念イベントが19日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、日本語吹き替え声優のプンバァ役の佐藤二朗(50)、ティモン役のお笑いコンビ『ミキ』亜生(31)、主人公のシンバの子供時代を演じた熊谷俊輝(11)、歌手・RIRI(19)、そしてゲストの『ミキ』昴生(33)が登壇した。
映画、演劇、音楽とさまざまなメディアとなり、すべての人に“生きる意味”があると気づかせてくれる壮大な物語『ライオン・キング』の実写映画化。その特徴は、作品を彩る名曲たちだけにとどまらず“超実写版”と言いたくなるほどの映像に仕上がっている。今月9日から上映がスタートしたが、公開10日で236万人を動員し、興行収入は33億5000万円超えと大ヒットしている。
開演時間になるとRIRIが本作吹替版テーマソング『サークル・オブ・ライフ』の伸びやかな歌唱をしながら現れ雰囲気満点でスタート。上映後ということで、観客たちの充実した表情を見て佐藤もニッコリしたり亜生が「この作品は愛と勇気が……」と青臭いことを言おうとして佐藤から蹴りの突っ込みを受けたりと和気あいあい。
公開後の反響へ亜生は母親から絶賛されたうえ「変なことをしないように気をつけやと言われました」と、胸を張る結果となったそうだが、兄の昴生も「『やっぱやったぞ』と、『調子のんなよ』と。『俺はティモンのお兄ちゃんや!』と言ってます。なんなら僕より告知してました」と、はしゃいでいる様子が伝わってくるエピソードを披露。
すでに、7歳の息子と一緒に本作を観に行ったという佐藤。プンバァの見せ場で劇場がドッと沸いたそうで、「息子は嬉しそうな顔をしていて」と、こちらも家族にも誇らしい気持ちになったようだった。
そんな思い入れがたっぷりできた作品だけに、佐藤は「亜生くんとの軽快なやり取りが楽しくて」というと亜生も、「僕もレイトショーで観ていたんですけど、酔っ払ったおっさんとか、カップルとかが僕と二朗さんのところで笑ってくれて“僕たちはコンビが最高”なんじゃないですか」と、笑う。そのコメント直後に「ちょっと待て!」と、昴生が劇場に“乱入”して観客たちは大盛りあがり!
昴生は大のライオン・キングファンを自称しながらも本作で出演はかなわずということで、亜生へことあるごとに佐藤のプンバァ役を狙っていたとぼやいていたそうだが、会場に来て昴生は、「佐藤さんもアニメの方に親しみがあって、プンバァがピッタリ!風邪引けとか言ってますけど、本当は健康でいてほしい」と、佐藤を認め“和解”となっていた。
その佐藤から昴生へ「絶妙なぽっちゃり体型ですね」といきなり言い出し、昴生は「いま言うこと?」と戸惑う一幕も。昴生はといえばイベント中テンションがあがりすぎて、大暴れしたため亜生から「お前もう帰れ!」と、ツッコミを入れられてしまうこともあった。
爆笑連発のイベントの最後には観客たちと一緒に劇中の陽気な楽曲『ハクナ・マタタ』を合唱し、観客と会場が一体となりつつ、佐藤から「いわずもがなですけど長年愛されている作品ですので、老いも若きも老若男女みんなが観て楽しめる映画ですのでお友達とかみんなに伝えてください」と呼びかけ、亜生からは、「吹き替え見た後に字幕をみると違いを楽しめると思います」と、アピールしていた。
映画『ライオン・キング』は絶賛公開中!