俳優・武田真治(46)、タレント・小島瑠璃子(25)が20日、東京・渋谷ヒカリエ内の東急シアターオーブで「『ブラスト!』ミュージック・オブ・ディズニー」プレスコールに出席した。
アメリカ発のマーチングバンドをベースに60種類以上の楽器を一糸乱れぬフォーメーションで披露するステージ。武田と小島は本公演のスペシャルサポーターを務めていることからゲストとなった。
東京公演初日を前に、プレスコールとして4曲のシーンがそれぞれ公開。『ライオン・キング』から『サークル・オブ・ライフ』、『シンデレラ』の『夢はひそかに』、公演オリジナル楽曲『ストーム』、そしてアンコールに『アラジン』の『フレンド・ライク・ミー』を演奏。楽器を動物に見立てたりと動きも満載で、しかも『フレンド・ライク・ミー』は、同日のみ武田もサックスで参加するものとなっており、プレスコールでも、会場中央で気持ちよさそうにサックスを吹き鳴らした。
終演後には公演に出演する石川直氏も交えて囲み会見を開催。武田は、演奏をしてみて「新しい劇場は演奏しやすくて、カンパニーのみなさんの洗練された演奏の中でなんの不具合もなく、ただただぜい沢な時間を過ごさせて頂いています」と、充実の表情。
すると石川氏も「メンバーも武田さんうまい!って言ってましたよ」と、評価を伝えると、武田は「嬉しいですよ!そういうのは声を大にして言って頂くようにしてもらえれば」と、上機嫌だった。
そんな演奏に立った武田を見ていた小島は「格好良かったです!」と、見入ったそうだが「アレンジもされたみたいなんです」と、武田から聞いたエピソードを出す。これに武田は「お客さんが入って最高潮に盛り上がったら腕立て伏せをしてしまうかも。なるべく我慢しますけど(笑)」と、お茶目なコメントも飛び出した。
山形公演を観たという武田は、「お客さんがすごくて、めちゃめちゃ盛り上がるんです。拍手で演奏できなくなるんじゃないかっていうくらい。観たことないような日本人の盛り上がりなんです。お客さんのエネルギーにふっとばされないようにしたい」というほど、観客もエネルギッシュなものなのだそうで、「誰でも楽しめるコンサートってそんなに多くないと思うんです。ディズニーの楽曲は楽曲そのものにドラマがあったり、その当時の自分を思い出したり映画のシーンを思い出すことで、音楽の広がりも違うと思います」と、アピールしていた。
小島へはどんな人と来たいかと質問も飛んだが、誰か考え込んでしまった小島を武田が助け舟で名乗りを挙げるいい人ぶりを見せる。小島もそれに乗っかり「先輩と一緒に行けたら嬉しいです」というと、武田は「みなさんガンガン記事にどうです?私も何か身を削りましょう」と、人柄を感じさせるコメントで報道陣を和ませていた。
「『ブラスト!』ミュージック・オブ・ディズニー」東京公演は20日から9月1日まで東急シアターオーブにて、9月2日の神奈川公演が大千秋楽となる