俳優・星野源(38)が30日、東京・丸の内ピカデリーで主演映画『引っ越し大名』(監督:犬童一心/配給:松竹)初日舞台あいさつを俳優・高橋一生(38)、高畑充希(27)、及川光博(49)、濱田岳(31)、犬童監督(59)とともに開いた。
『超高速!参勤交代』シリーズで新たな時代劇のジャンルを開拓した作家・土橋章宏氏の傑作時代小説『引っ越し大名三千里』が原作。テーマは国替えこと“引っ越し”!その“引っ越し”を幕府から生涯に7回も命じられ、『引っ越し大名』と呼ばれた実在の大名・松平直矩(なおのり)のエピソードを基に、国の一大事を救うため、姫路藩の藩士たちが、あらん限りの知恵と工夫で引っ越しを乗り切ろうと奮闘する物語。星野は費用が莫大にかかるこのプロジェクトの鍵を握る『引っ越し奉行』に任命された引きこもり侍・片桐春之介を演じる。
客席の間を縫って登場し、場内が歓声に沸く中スタート。星野は第一声から「本日インスタグラムをはじめました」とお茶目なあいさつをすると高畑は「源さんのインスタに載りたいです」と、乗っかり笑いを誘う。
6年ぶりの主演作ということで星野は「6年前のときは自分にいろいろあってプロモーションをガッツリできない状態だったので、今回はこういうふうに撮影から1年半あったので待って、待って、待って来た初日なので本当に嬉しいです!ほんと嬉しい!」と、笑みを浮かべた。
作品にかけて、キャスト陣それぞれは“何大名”なのかと名付けるコーナーがあり、及川が星野を「気配り大名」と命名すると、ほかのキャストも星野の気配り大名ぶりなエピソードを披露。そんななか、濱田と高橋が言葉が荒々しくも仲のいい“小競り合い”をすると「これで仲いいのがすごいですよ」と、さり気なくフォローする気配りを発揮。すると、濱田から「クソ優しいから大名になれない!撮影も炎天下で過酷なのに優しく見守ってくれていて……クソ優しいネクラな印象です!」と、命名され気に入ったのか星野は満面の笑みを浮かべていた。
その後、鏡開きで本作のヒットを祈願したが、開かれた樽の中に入っていたのは、“引っ越し”にかけてソバ!このソバを星野は箸でつまみながら楽しげに笑う様子も見せたり、記念撮影では懐からカメラを取り出し客席を撮ったりと和気あいあいなものとなった。
映画『引っ越し大名』は全国公開中!
※追記に伴いタイトル『星野源「引っ越し大名」初日迎え「待って、待って、待って来た初日なので本当に嬉しい」』から変更しました。
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