染谷将太 戸田恵梨香から「変な人」扱いにぼそりと返した言葉とは?「この姉貴に甘えればいい」

染谷将太 戸田恵梨香から「変な人」扱いにぼそりと返した言葉とは?「この姉貴に甘えればいい」7

映画『最初の晩餐』完成披露試写会が開催!

 俳優・染谷将太(27)、戸田恵梨香(31)、斉藤由貴(53)、永瀬正敏(53)が15日、東京・新宿ピカデリーで映画『最初の晩餐』(監督:常盤司郎/配給:KADOKAWA)完成披露試写会を常磐監督とともに開いた。

 一家の大黒柱の父が亡くなり親族一同がそろうなか振る舞われる“通夜ぶるまい”を通し、父の思い出とともに家族も知らなかった料理1品1品に込められた愛情と秘密が浮き彫りになっていく、胸温まる物語。カメラマンで一家の弟・東麟太郎を染谷、姉・美也子を戸田、母・アキコを斉藤、兄・シュンを窪塚洋介、父・東日登志を永瀬が演じるという豪華実力派が“家族”となって競演しているところも見どころの1つ。

 構想7年と長期にわたっているため、染谷は「『やらせてください!』と言ってから、3年半放置されて、飛んだんだろうなと思っていたんです。そうしたら『やります!』と聞いて嬉しかったんです」と、流れを話しつつ、常磐監督の方を向きながら「最初、自主映画でしたよね。気づいたらKADOKAWA配給で(笑)」と、作品が世に出るまでの歴史をしみじみ。

 作品の出演を決めた理由へ、染谷は「家族を語る映画で、説教くさくない脚本に初めて出会った気がして。すごく優しいんです。背中を押してくれる感じがして」と、感じたことを話す。

 続けてm戸田は「偶然、台本を頂く前に家族のことで、考えていたときがあって、意外と家族のことって知らないんだなって思った時に、まさに家族とはなんなのかという題材を読んでみて、『本当に家族って分からないんだ、答えってないんだ』と感じた時に、この作品を通して考えたいなって。自分なりの答えを見つけてみたいなと思って」と、タイミングだったそう。

 さらに戸田は染谷へ「そのとき染谷くんだけキャスティングが決まっていたんです。ですから、この変な人と一緒にやりたいと思って。よく分からない人だけど流すの上手だし、ぼそっということが核心をついていて面白いです」と、言い出し、これには染谷は心当たりがあるのか気まずげに下を向きながら聞く姿が。しかし、そんな戸田へ染谷は、「この姉貴に甘えればいいんだっていう気持ちでした」と言いつつ、ぼそりと「変というのはないですよ」と、釈明もして笑いを誘った。

 本作の食事シーンへ、永瀬は「食事のシーンがおいしいんですよ。だから、昼と夜にお弁当がなんで用意されているんだろうというくらい」と、いうほど“おいしい”ものだったのだとか。では一番おいしい料理はなんだったのかと問われた永瀬は、言いそうになった後に、「これ言っちゃいけなかった!」と苦笑いしながら言葉を飲み込むことがあり、作品のクライマックスはとてもおいしいものが出てきそうな気配を見せていた。

 ほかにも、食事の思い出へ戸田は、「子供のころ、うちでは毎週土曜の夜は餃子と決まっていて、母と餃子を作っていたんです。それが嫌だと思っていたのですが、父が『みんなで作るの楽しいやろ』と言ったのを聞いて、この時間を大切にしているんだなと気づいてそれから餃子が愛おしくなって。だから餃子が好きなんです。斉藤さんと一緒のシーンで餃子を巻いているシーンが好きなシーンで狙っているわけではないんですけど」と、心温まる思い出や永瀬は「去年急にオフクロを亡くして……何でもいいからオフクロの作った料理を食べたいです」と、胸に染み入るような話を披露していた。

 最後に染谷から「家族の映画で、優しい映画です。映画館を出るときはふと背中を押してくれるような感じですし、おいしい映画です。おいしい感動が待ってます」と、心と食欲が刺激されそうなメッセージを寄せていた。

 映画『最初の晩餐』は11月1日より全国ロードショー!

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戸田が話す間下を向いていた染谷

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ぼそりと返すことに

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