“イコラブ”の愛称でも知られるアイドルグループ『=LOVE』の齊藤なぎさ(16)が23日、都内ユナイテッド・シネマ豊洲でオムニバス映画『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』(監督:向井宗敏/配給:ギグリーボックス)鑑賞会を『M!LK』宮世琉弥(15)、向井監督とともに開き、会場には『=LOVE』の齋藤樹愛羅(14)、佐竹のん乃(20)、野口衣織(19)、諸橋沙夏(23)、山本杏奈(21)も駆けつけた。
本作は、向井監督が手掛ける春夏秋冬4つの物語をテーマにしたオムニバス映画。齊藤は、春に当たる『ナツヨゾラ』で初主演。日常の中にある出会いと別れ、1歩前に踏み出す瞬間を、季節感たっぷりに描き出している。
春色のピンクワンピで登壇した齊藤。さらに上映を観ていた『=LOVE』のメンバーたちも最後方の席から現れることに。
『ナツヨゾラ』を観た感想へ野口は「キュンキュンして、ずっと胸を叩きっぱなしでメンバーに怒られるくらいでした」といい、諸橋は「ヒロインと男の子の関係が可愛らしくて!」と、胸が弾んだのだとか。佐竹も「この映画がもどかしくて切なくて胸が苦しくなるくらい胸キュンして。なぎさちゃんの普段見れない表情を観れて」と、表情がポイントといい齋藤も、「なぎたんのいつもと違って可愛い表情にグッときて。花火のシーンで囁かれてハッとした表情が可愛くて」と、こちらも違うかわいいシーンを挙げる。
そんなメンバーたちの声を聞いて、齊藤は「みんな駆けつけてくれたのが心強くて」とまずはお礼しつつ、「恥ずかしい気持ちもあるんですけど、褒めてくれて嬉しいですし、今度みんなで観に行きたいと思います」と、呼びかけた。
その一方、山本は、「なぎさはいつも元気なんですけど、キャッチボールのシーンはヒヤヒヤしていて」と齊藤の運動神経を心配していたイジる。その山本は劇中のバレエのシーンにで的中したそうで、野口が「ターンするところはいいんですけど5人そろって反り返るシーンがあってそこはやばすぎるって……」という部分もあったそうだ。
ほかにも、向井監督が齊藤の起用について説明することも。もともと男性を主演に据えようとしていたが、齊藤の舞台を観てシナリオを書き換えて主演にしたと、相当に光るものを感じたことを告白。さらには、齊藤がちゃんと台本を覚えてきて、現場でも台本を開かずに演出変更も即時で対応したというエピソードを披露。これに齊藤は「記憶力よくて、私頭いいから」と、悪びれずに言い、山本も「この子は自分で『頭いい』と言うタイプのAB型なんです。中学生で会ったときから尊敬しています」と、感じ入っていたのだとか。
今後やってみたい役へ齊藤は、「戦隊モノやりたい!高校生になったので女子高生の役もやりたいですし、向井監督よろしくおねがいします!」と意気込んでいたが、ここで、向井監督が「いまは“ノイミー”が良くて」と、『=LOVE』姉妹グループの『≠Me』のことを言い出すツンデレぶりで、齊藤を焦らせ、トークを盛り上げていた。
オムニバス映画『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』は10月25日より全国公開!