『東京2020大会に向けた機運醸成』イベントが24日、東京・虎ノ門ヒルズ内の屋外スペースで開かれ演出家・テリー伊藤、女優・中村アン、タレントのクリス・ペプラー、元日本女子サッカー代表・澤穂希氏、卓球の吉村真晴選手、パラリンピック射撃の田口亜希選手、パラリンピック競泳の山田拓朗選手、森喜朗東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長、丸川珠代大臣が登壇。イベントでは『東京五輪音頭-2020-』を担当する歌手・石川さゆりも駆けつけ、司会は古舘伊知郎が務めた。
公益財団法人の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が、2020年の東京五輪3年前を迎えるに当たり、今夏『東京五輪音頭』をベースに『東京五輪音頭-2020-』を制作。全国の夏祭り、盆踊りを通じて、東京2020大会に向けた機運醸成につなげていくことを狙いとしたものとなる。
イベントで『東京五輪音頭-2020-』へ石川のほかに歌手・加山雄三、竹原ピストルが歌唱することが発表。加山は、「なかなか三波春夫さんみたいな節回しができませんが一生懸命歌ったので、聞いてください」とビデオメッセージを寄せたり、竹原も、手紙で「己の限界の限界に挑まんとする選手のみなさま方の闘志、情熱に恥じぬよう、弾き語りで精いっぱい歌わせていただきます。貴重な貴重な機会を、本当にありがとうございます。竹原ピストル こと 竹原和生」と、コメントした。
そして、石川が和装で登壇。帯には2020年から新たに加わるサーフィン競技を意識してサーフィンの柄を入れたものに。今回の起用へ「東京五輪を明るく盛り上げられるように歌でサポートしていきます」と意気込んだり、「日本の素敵な文化や音楽を持って帰ってもらえたらと思っていますね」と、ほほ笑んだ。
『東京五輪音頭-2020-』の歌詞には『東京五輪音頭』にパラリンピックの要素を加えたり5番を新たに作ったこと、振付には星野源や椎名林檎のNVを手がける出手茂田氏を起用したことも明かされ、実際に1番を登壇者達で踊って見せていた。