サッカー元日本代表の中澤佑二氏(41)、パルクールの泉ひかり選手(23)、柔道家の篠原信一氏(46)、ラグビー元日本代表の大畑大介氏(43)が10日、東京・六本木の東京ミッドタウンで行われた盤ゲーム「人生ゲーム スポーツ」(株式会社タカラトミー)の先行体験&トークイベントに出席した。また、フリーアナウンサーの木佐彩子(48)が進行を行った。
『人生ゲーム スポーツ』は、1968年に発売された初代版から51年、歴代65作目で初めてのテーマ。プレーヤーはアスリートとしての人生を歩み、様々なスポーツを経験しながらお金を稼いでいく。同商品に登場する種目はメジャーからマイナー、eスポーツまで100種類以上あり、様々なスポーツのネタが盛り込まれている。
ラグビー日本代表でキャプテンも務めた大畑氏、ロンドン五輪で柔道男子日本代表監督を務めた篠原氏、サッカー日本代表でキャプテンも務めた中澤氏というそうそうたるアスリートの中、注目を集めたのが、「パルクール」という馴染みのない競技の泉ひかり選手。
3人の男性アスリートの中に入ると、ひときわ小柄でかわいらしい泉選手に興味津々で、質問攻め!
24年のパリオリンピック大会での競技種目入りを目指しているパルクールとは、フランスの軍事訓練から発展して生まれたと言われ、「走る・跳ぶ・登るといった移動に重点を置く動作を通じて、心身を鍛えるスポーツ(運動方法)」(日本パルクール協会ホームページより)
泉選手は、制服姿の女子高校生2人が、校舎の壁を伝い、街中、神社の障害物をアクロバティックな動きで飛び越え、追いかけっこをする動画で「忍者女子高生」として話題となった。
イベントでも紹介動画を観た3人も「おぉ!」と驚きの声を上げ、篠原氏は「忍者?」と、声を漏らし、木佐アナも、「忍者みたいですよね、スパイダーマンというか。こんな街中でやっちゃうんですか?」と、そのアクロバティックな動きに驚いていた。
中澤氏は、「ここでちょっと(動きを)」と、おそらく、バク転とか手を付かない側転などのデモンストレーションの意味で振ったと思うが、泉選手は、「やろうと思ったら段差を使ったりとか。ここだったら・・この高さだったら(ステージを組んでいる縦と横のパイプを登ることは)厳しいんですけど、上から降りてくるんだったらできると思います。強度があれば、2階から網を伝って鉄骨に飛び移ってとか考えたりしますけど」と、想像を超える答えに、一同、びっくり!
さらに、中澤氏は、「防具は(つけてるの)?」と、問うと、泉選手は、「着てないです。さいしょにパルクールやるときに、基礎的なジャンプの仕方、着地の仕方、受け身の取り方など、ケガしないためにどう動けばいいかをしっかり学ぶので、ケガのリスクもそこまで思っているほど高くないかなぁ」と答えると、さらに、大畑氏が、「大きなケガとかないですか?」と聞くと、泉選手は、「自分はいま7年目ですけど、大会に出てて、ちょっとケガをしちゃったんですけど、普段の練習をしてて、あまりケガをしたことはないですね」と、説明。
すると、今度は篠原氏から、「コンクリートのところで回ったりするでしょ?すり傷とかは?」と、やはりアスリートはケガに対して気になるようだ。
泉選手は、「そういうのはあります。すり傷とか、ちょっと足をひねった、ぶつけちゃったー。でも、スポーツしてたらそういう傷は普通にあるじゃない手ですか。ぶつかってとか。相手が動かないものなので、わかる範囲のケガしかしないですね。いきなりボールが頭にとんできたとか。不意打ちのところからぶつかってきたは起こらないので」と、苦笑い。
これに大畑氏は、「中澤さん、ぼくらもいきなりボールがとんでくるということはないですよね。ぼーっとしてると飛んできますね」というと、木佐アナが、「プレイ中はぼーっとしないでいただきたいんですけど。あっ、うちボールが飛んできたことありますよ。野球のボール!」と、最後は、まさかの木佐アナの夫で、プロ野球『楽天野球団(東北楽天ゴールデンイーグルス)』取締役 ゼネラルマネージャーの石井一久氏(46)ネタで笑いに・・・。
泉選手の身体能力の高さやパルクールがわかる動画として、CCレモン「忍者女子高生」制服で大回転編(2014年7月15日、サントリー)やTOYO TIRES「鬼の逆襲」(2018年2月、東洋ゴム工業) での巫女役の活躍をチェック!
■商品概要
商品名: 『人生ゲーム スポーツ』
希望小売価格:3,980円(税抜き)
発売日:2019年10月31日(木)