舞台「仁義なき戦い」へ向け意気込みなどを語った
アイドルグループ『AKB48』で『STU48』の岡田奈々、『AKB48』の横山由依、小栗有以、向井地美音、『SKE48』の斉藤真木子、須田亜香里、『NMB48』の白間美瑠、吉田朱里、『HKT48』の田島芽瑠、田中美久、『NGT48』本間日陽、『STU48』瀧野由美子が24日、某所にて舞台『仁義なき戦い～彼女(おんな)たちの死闘篇～』のけいこ風景を公開した。
東映の実録路線映画の金字塔となった『仁義なき戦い』が『AKB48』グループで舞台化！主役の広能昌三を横山と岡田がWキャストで務め、コテコテの広島弁で送る。横山が広能を演じるAキャスト（11月9日から14日）、岡田が広能を演じるBキャスト（11月16日から24日まで）と2種類あり、Aキャスト、Bキャストとともにメンバーがガラリと変わるのも特徴だ。
舞台へ向け横山は博多座で上演できることが嬉しいそうで「今年、武田鉄矢さんの『武田鉄矢・コロッケ特別公演』でも博多座さんに出演させて頂いていますし、今度はメンバーと一緒に立てるので」と、笑顔が浮かぶ。岡田は「昌三格好いいなと思ってもらえるように」と、こちらは役へ気合のコメントを寄せた。
続けて瀧野は有名な『仁義なき戦い』を演じるということで「梅宮辰夫さんたちに続いていけるように頑張りたいです」と抱負を語ると、吉田は「自分のイメージを覆すくらい頑張りたいです」と、意欲。
けいこの進行具合へ向井地は「かなり進んでます。けいこ場にセットと同じセットで作っていただいたので」と、しっかり仕上がりつつあるとのこと。ただし、今回初めて刀を持つ演技をすることになるが、「初めて刀を持ったときに『向井地変だよ……』と周りから言われてしまって（苦笑）。私、テニス部だったからラケットみたいな持ち方をしてみたんですけど……」と、総ツッコミを受けたほろ苦エピソードもあったことを告白。
さらに、その向井地は横山演じる広能の兄貴分・若杉寛役を演じるため、総監督を継承した向井地としては「総監督を引き継いだので横山さんは師匠という感じですけど、この舞台では横山さんの兄貴分として格好良く演じられるようにと思っています」と、心情を。瀧野も向井地と同じ立場で、岡田に向かい合うということで「そこも1つの見どころです」と、アピール。
本作はほぼ『AKB48』グループのメンバーたちが男装で登場することも特徴の1つ。役作りのために小栗は、「普段からガニ股歩きを意識して男性役を追求してます。素敵な形で男性役を見せられたら」と、本格的で隣にいた向井地もビックリといった様子。すると岡田は「声を低くしゃべるようにしています」と、野太い声風に返事をする実演して、記者たちを沸かせた。
作品にかけてグループ内で起こっている“仁義なき戦い”はないかとの問に、須田が『SKE48』は出てくるお弁当は先輩からとっていくという“年功序列”なことを明かすと、田島は『HKT48』はお弁当は早い物順で「出遅れたおばさんたちはなくなっている」とも。向井地は横山が移動用のバスのリクライニングをすごく倒すため「後ろに乗らないように気をつけています。そこはちょっと言えないんです」とのことだった。
ほかにも、先日、元『AKB48』の篠田麻里子が妊娠を発表したが、横山にコメントを求めると、篠田さんは私をキャプテンに指名してくださったりたくさん育てて頂いたので素敵なお母さんになると思います。また、体調が落ち着いたら、子供を連れて劇場とかイベントに遊びに来てもらえたら」と、声を弾ませていた。
横山から「男役や広島弁など持ち前のガッツで乗り越えていけたら」とあらためて気合を入れていた。
本作は11月9日より博多座で上演される2部構成の『博多座開場20周年記念AKB48グループ特別公演』の第1部のお芝居として上演。第2部は『あんみつ姫プロデュース レヴュー48』とステージも楽しめる。
※けいこの模様は後ほど追加予定
